目次

【目次】
[1]高岡商(富山)vs履正社(大阪)/星稜(石川)vs智辯和歌山(和歌山)
[2]敦賀気比(福井)vs仙台育英(宮城)/鶴岡東(山形)vs関東一(東東京)

 3回戦最後の4試合。17日4試合は、準々決勝と呼んでもおかしくないぐらいのハイレベルなカードが揃っている。そんな4試合の見所を紹介したい。

組み合わせ日程はこちら
第101回全国高等学校野球選手権大会


第1試合 高岡商(富山)vs履正社(大阪)

 高岡商は2試合続けて接戦を制し、2年連続ベスト16進出。エース・荒井 大地はこれまでの甲子園に出てきた投手ではなかなかいない。インステップ型の変則サイドハンド。125キロ前後ながら、球筋が独特で、多くの学校が攻略に苦しんできた。霞ヶ浦鈴木 寛人津田学園前 佑囲斗の本格派右腕を攻略してきたが、津田学園の2番手右サイド・降井隼人に苦しんでいたのを見ると、序盤は荒井の球筋に苦しむかもしれない。ただ、降井と対戦したことで、履正社は右サイドの球筋に慣れている可能性が高い。

 また、高岡商の打撃陣は1番・森田 朝陽、2番・井林 泰雅、3番・石黒 優希、4番・堀 裕貴を中心に好打者が揃っており、履正社清水 大成をとらえる能力は持っている。

 前半戦までうまくいけば、接戦になる可能性はある。この試合は高岡商の荒井の投球次第だろう。

第2試合 星稜(石川)vs智辯和歌山(和歌山)

 激しい試合となりそうだ。この試合では153キロ右腕・奥川 恭伸智辯和歌山打線に耐えることができるか。智辯和歌山といえば、ビッグイニングを作る能力が高いこと。この甲子園でもビッグイニングを作り、試合を優位に進めてきた。果たして奥川はビッグイニングを作らせず、最少失点に抑えこめるか。もし奥川がこの智辯和歌山打線を完璧に抑える試合展開になるか、終盤に逆転し、さらに凄みのある投球で勝利すれば、2019年の甲子園のヒーローは奥川に決定だろう。

 ただ智辯和歌山投手陣は150キロを計測した池田 陽佑、148キロ右腕・小林 樹斗と超強力。星稜の打撃のキーマンは内山 壮真福本 陽生。安打を積み重ねながら、長打力のある2人で、得点を畳みかけていきたい。

 優勝候補・智辯和歌山相手に星稜はどんな試合展開を見せるのか。奥川が本調子の投球ならば、3点勝負のゲームとなりそうだ。ぜひ名勝負になることを期待したい。