目次

[1]就任3年目の榎屋監督のもと、育ってきた3年生
[2]ラストサマーへの思い

 今年で創部120年目となる横浜市立横浜商業高校。その長い伝統と継承を大事にしながら選手の個性を活かすチーム作りをしている榎屋 剛監督と、そして、厳しくも明るい松本主将を中心に今夏にかける思いを語っていただきました。

就任3年目の榎屋監督のもと、育ってきた3年生

キャプテンの指示出しに集中(市立横浜商業高等学校)

 今の3年生の入学と同じ年に監督に就任した榎屋監督。就任してすぐに、「打てるチーム」と、「個々を活かすチーム」の2つを柱に置いて、チーム作りを進めてきた。
打てるチームを目指すために、朝練習では、バッティングのみに専念。自宅が遠い選手だと、片道1時間半ほどかかる選手もいるが、毎朝7時15分~8時の時間帯で朝練習を実施してきた。

 さらに、もう一つの「個」を活かすという点では、基本的に選手にプレースタイルは任せ、個々で考える指導法をとっている。この日のバッティング練習でも、その「個」の部分は垣間みられた。
足を上げる選手や、繋ぎ役に徹底するためバットを短く持って逆方向へ打球を打つ選手など、実に個性的だが、考え抜かれた打ち方をする選手が多いチームが作られているなという印象を受けた。

 もちろん守備も、冬場に徹底したランニングとフットワークの練習を重ねてきたおかげで、守備への不安はない。そして投手陣については、夏を前にしてピッチャーの門川 将士が昨年秋の故障からようやく戻って来た。榎屋監督は、夏への期待をこう話してくださった。
「門川は今なら完投が出来る。頼もしい投手です」

 また、打線について、榎屋監督は、
「左の鈴木 健斗は勝負強いし選球眼もある。大高 真吾も粘り強く、松本 航はここぞという場面で本当に頼りになる。青柳 雄貴も力がある。他にも調子の良い選手は多いので、楽しみですね」
と語った。

 最後に、温厚で人情身溢れる榎屋監督は夏の大会に向けて、
「何とか勝たせてあげたいです。27名の3年生と共に戦い、試合では決して諦めずに、このチームの強みを出していきます」
と、思いのたけを述べた。

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