実績豊富な香月、ファーム3割の平間など巨人育成野手を徹底紹介
高校時代の香月 一也、四国・徳島時代の平間 隼人
巨人の育成選手はいろんな選手が混在しているが、12球団の中でも育成選手のレベルの高さはトップクラス。今回はカテゴリー分けして紹介をしていきたい。後編は野手編だ。
【捕手】
17556(唐津商)
大津 綾也(北海)
亀田 啓太(東海大甲府ー東海大)
前田 研輝(広島工ー駒澤大)
坂本は昨年、3軍で野球選手としての基礎を磨いていった。体の強さがあり、抜群の強肩が持ち味。今季は2軍での出場機会を増やすことができるか。大津は高校生だった昨年からトップクラスのスローイングを誇る強肩捕手だが、とにかく打撃が課題。ミートセンスは悪くないので、基礎を身に着けていきたい。
亀田も強肩で、パンチ力ある打撃は魅力だが、プロのスピードについていくにはまず1年は必要となりそうだ。前田は昨季2軍で21打数5安打に終わったが、パンチ力ある打撃と強肩が持ち味。
【内野手】
加藤 廉(島田工ー東海大海洋学部)
勝俣 翔貴(東海大菅生ー国際武道大ーオリックス)
J.デラクルーズ(サンペドロ・セナペド高)
黒田 響生(敦賀気比)
岡本 大翔(米子東)
13702(明秀学園日立)
香月 一也(大阪桐蔭ーロッテ)
平間 隼人(鳴門渦潮―徳島インディゴソックス)
E.ウレーニャ(クロスオーバー高)
今年の内野陣で最もリードしているのが香月だろう。昨年、自己最多の3本塁打を放ったものの、左肩の手術もあり、リハビリ中。復帰して、2軍で別格の打撃成績を収めれば出番は巡ってくるだろう。また、オリックスから移籍した勝俣も期待のスラッガー。高校時代から素質の高さは光っていただけに、しっかりと技術を改善し、飛躍したい。
昨年ファームで打率.302をマークした平間も期待の好打者。脚力も高い選手で、走れて打率も残せるところをアピールしたい。身体能力が高い加藤は昨季、2軍で42試合に出場した左の好打者。2年目はさらに数字を伸ばす予感がある。
この1年で結果を残したい増田、黒田の高卒4年目内野手コンビは競争を勝ち抜けるか。2年目の岡本は期待の和製大砲。3軍からでも本塁打を量産する姿を見せたい。
ウレーニャは昨季ファームで10本塁打。1軍試合経験もあるだけに2軍で別格の打撃成績を残したい。デラクルーズも今年で18歳だが巨人の環境でしっかりと成長を見せていきたい。
【外野手】
12821(北海ー北海学園大)
笹原 操希(上田西)
J.ティマ(フアン・ホセ・ドゥアルテ高)
保科 広一(遊学館ー創価大)
伊藤 海斗(酒田南)
新人では俊足外野手の鈴木、強肩巧打の高卒外野手・笹原が加入。まだ今年18歳となるティマもこの1年で大きくスキルアップした姿を見せたい。
ポテンシャルが高い大型外野手・保科、伊藤も打撃でアピールしたい選手だ。
野手は実績豊富な香月、ファームでも打率が高い平間の2人が支配下登録に近い選手ではないだろうか。まだ時間がかかる選手が多く、支配下登録するには急成長と判断できる成績が必要だ。この1年通してそういう選手が出てくることを期待したい。
[page_break:巨人育成選手一覧]【投手】
ダニエル・ミサキ(カントリーキッズ高)
笠島 尚樹(敦賀気比)
京本 眞(明豊)
川嵜 陽仁(誉)
高田 竜星(遊学館ー石川ミリオンスターズ)
奈良木 陸(広島府中-筑波大)
木下 幹也(横浜)
菊地 大稀(佐渡-桐蔭横浜大)
富田 龍(志度-四国学院大)
鍬原 拓也(北陸-中央大)
山崎 友輔(玉野商-福山大)
堀田 賢慎(青森山田)
谷岡 竜平(成立学園-東芝)
與那原 大剛(普天間)
鴨打 瑛二(創成館)
阿部 剣友(札幌大谷)
伊藤 優輔(都立小山台-中央大-三菱パワー)
田中 豊樹(佐賀商-日本文理大-日本ハム)
横川 凱(大阪桐蔭)
鈴木 優(都立雪谷-オリックス)
井上 温大(前橋商)
沼田 翔平(旭川大高)
堀岡 隼人(青森山田)
【捕手】
17556(唐津商)
大津 綾也(北海)
亀田 啓太(東海大甲府ー東海大)
前田 研輝(広島工ー駒澤大)
【内野手】
加藤 廉(島田工ー東海大海洋学部)
勝俣 翔貴(東海大菅生ー国際武道大ーオリックス)
J.デラクルーズ(サンペドロ・セナペド高)
黒田 響生(敦賀気比)
岡本 大翔(米子東)
13702(明秀学園日立)
香月 一也(大阪桐蔭ーロッテ)
平間 隼人(鳴門渦潮―徳島インディゴソックス)
E.ウレーニャ(クロスオーバー高)
【外野手】
12821(北海ー北海学園大)
笹原 操希(上田西)
J.ティマ(フアン・ホセ・ドゥアルテ高)
保科 広一(遊学館ー創価大)
伊藤 海斗(酒田南)
(文=河嶋宗一)