この春、急浮上！夏にブレイクに期待がかかる2年生の逸材たち

　3年生に続いて、今回は高校2年生編である。
昨秋までは野手の活躍が目立ったが、一冬超えると、投手も体が少しずつ出てくるので、3年生に負けない投球を見せる投手が多く出てきた。今回は夏でブレイクに期待がかかる2年生を紹介していきたい。

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ドラフト注目2年生・中森俊介（明石商）※写真＝共同通信

■投手
松田 大輝（北見工）
北嶋洸太（駒大苫小牧）
小牟田 龍宝（青森山田）
菊地竜雅（常総学院）
一條 力真（常総学院）
下 慎之助（健大高崎）
橋本 拳汰（健大高崎）
豆田 泰志（浦和実）
美又 王寿（浦和学院）
篠木 健太郎（木更津総合）
吉鶴 翔瑛（木更津総合）
箱山 優（日体大柏）
西村 卓真（専大松戸）
藤井翔（東海大菅生）
木下 幹也（横浜）
松本 隆之介（横浜）
安達 壮汰（桐光学園）
高田 琢登（静岡商）
高橋 宏斗（中京大中京）
嘉手苅 浩太（日本航空石川）
寺西 成騎（星稜）
藤江 星河（大阪桐蔭）
中森 俊介（明石商）
岩本真之介（市立和歌山）
小林樹斗（智辯和歌山）
山下 舜平大（福岡大大濠）
深浦 幹也（福岡大大濠）
平野 伸（鳥栖商）
狭間 大暉(明豊）
若杉晟汰（明豊）
有馬 太玖登（都城東）
山口 夢叶（佐世保実）
高田 隼之介（鹿児島実）
古波藏 悠悟（沖縄水産）
石川 愛斗（沖縄水産）

　まず投手で、全国舞台で大きく活躍を魅せたのは明石商の2年エース・中森俊介だろう。選抜4試合で31.2回を投げ、30奪三振と抜群の安定感を発揮。それに対抗するのが、篠木健太郎。春季千葉県大会で最速146キロを計測したストレートは回転数が高く、さらに120キロ後半のスライダーの切れ味も手元で鋭く曲がる。関東大会でも東海大相模相手に8回途中まで1失点に抑える好投を魅せた。篠木の良さはなんと言っても投球フォームの完成度の高さ。そのため再現性が高く、いつでも高クオリティのピッチングを見せる。

　この春の練習試合で最速147キロを計測した藤井翔、140キロ後半の速球を投げ込む高橋宏斗は中学時代、同じチームだった。別の高校に進んだが、[stadium]甲子園[/stadium]出場はなるか。また、横浜の松本隆之介は香川県の招待試合で最速147キロをマーク。

　東北大会で最速143キロをマークした小牟田 龍宝など続々と速球派投手が出てきている。

ドラフト注目2年生スラッガー・西川僚祐（東海大相模）

　続いて野手である。明石商の来田涼斗、東海大相模の山村、西川のスラッガーコンビ、近江の土田龍空など下級生から活躍してきた選手は2年生になっても活躍を見せている。この春になって浮上してきた野手も出てきている。夏ではどれだけの選手が自分の名を広げる事ができるか注目だ。

■捕手
佐藤 琉河（東北）
古谷将也（成田）
牧原 巧汰（日大藤沢）
山田 将義（二松学舎大附）
栗田勇雅（山梨学院）

■内野手
平尾 蒼凱（明桜）
入江 大樹（仙台育英）
小熊 慎之介（東北）
井上朋也（花咲徳栄）
福岡 勇人（健大高崎）
吉野 哲平（昌平）
松本 憲信（成田）
常世田翔太（銚子商）
角田 勇斗（習志野）
本間颯太朗（慶應義塾）
秋広優人（二松学舎大附）
杉崎成（東海大菅生）
鎌田州真(国士舘）
黒澤 孟朗（国士舘）
小松涼馬（帝京）
度会 隆輝（横浜）
濱田 蓮（立花学園）
山村 崇嘉（東海大相模）
小吹 悠人（山梨学院）
印出 太一（中京大中京）
広瀬 航大（中越）
内山壮真（星稜）
土田龍空（近江）
土井翔太（奈良郡山）
小深田大地（履正社）
西野力矢（大阪桐蔭）
綾原創太（智辯和歌山）
森田 貫佑（創志学園）
宗山 塁（広島広陵）
西村 貫輔（高知商）
中村敢晴（筑陽学園）
久木田 和志（小倉工）
布施 心海（明豊）

■外野手
横山 陽樹（作新学院）
渡辺 翔大（昌平）
平尾 柊翔（春日部共栄）
高橋雅也（習志野）
鵜沼魁斗（東海大相模）
西川 僚祐（東海大相模）
竹原 翔（啓新）
18152（京都外大西）
船曳 烈士（大阪桐蔭）
来田涼斗（明石商）
細川凌平（智辯和歌山）
山田響（済美）

文＝河嶋 宗一