東葉のスタメン・ベンチ入り情報

 千葉県船橋市飯山満町に校舎を構え、1925年に女子高としてスタートした東葉は、正門の東葉門が登録有形文化財として国から認定されており、校舎内には作法室があるなど施設からも歴史と伝統を感じることが出来る。

 野球部は甲子園への出場実績はないものの、2019年の秋の県大会ではベスト16まで勝ち上がっている。また近年では最速148キロ右腕・清水 大翔といった好投手も輩出しているが、戦国千葉のなかでも市立船橋習志野らがいる第2地区に入っており、毎年強豪校としのぎを削りながら上位進出を伺っている実力校だ。



中川魁

 そんな勢力を拡大しつつある東葉は現在マネージャー含めて33名で活動しているが、そのチームをまとめる主将・中川魁は注目選手の1人だ。4番・捕手と大黒柱を担っているが、自信を持っているのはバッティング。ホームランはまだ1本もないが、自信のあるミート力を活かした繋ぎのバッティングでチームに貢献。現在は長打力を身につけるために、「ボールの下から半分をこするイメージで振っています」と中川は工夫を凝らしている。

 また柳田悠岐選手のスイングの形や、丸 佳浩選手のバットの出し方などを参考にしているそうで、春からの地区予選でどういったバッティングを見せてくれるか注目だ。

 そして守備では二塁送球最速1.91秒を計測する強肩を活かして、走者を刺していく。「まだ下半身が弱いので、送球が安定しないです」と今後の課題も感じているようだ。



福原佑規

 もう1人が185センチの大型ショートを守る福原佑規185センチの大型ショート源田壮亮を参考にしたグラブの出し方。さらに柔らかい手首を活かしたスナップを利かせたスローイングなど安定感抜群の守備が持ち味の福原。

 ただ「筋力が足りない」とパワーが少し物足りないことを実感した福原は、冬場に加圧トレーニングで徹底的に全身強化。おかげで冬場だけでも8、9キロの増量に成功して73キロまで増やした。バッティングでは強く踏み込めるようになったことで、スイングスピードも7キロ上がり、打球の質も向上してきたことを実感している。

 さらに1年生ながら50メートル6.05秒を計測する鈴木太進が光る。「内野安打もかなり取ってくるんで、1年生ですけど中心選手ですね」と山田監督は太鼓判を押す選手もいるなど、力のある選手が今年の東葉は揃っている。