目次

【目次】 [1]久しぶりの甲子園を目指す城北
[2]副主将が語るチームの現在地/感謝の気持ちを忘れず、最高の思いを味わってほしい!

久しぶりの甲子園を目指す城北


■「心を磨く」教育がモットー!

 熊本県山鹿市にある城北。教育目標に、「心を磨く」教育を掲げ、「この坂を上れば希望がある」という合言葉を先生と生徒との間に取り決め、豊かな人間性を育てている。

 野球部は春夏通じて7回の甲子園出場経験を持ち、直近では2014年の夏の甲子園に出ている熊本県内屈指の実力校である。

■69名全員が1球目に集中する

 現在、5年ぶりの甲子園出場に向けて練習を重ねる城北は3年生31名、2年生10名、そして1年生28名の計69名で活動中。1球勝負の夏の大会に備えて、練習から1球目に全力を注ぐことを大事にしている。そんな今年の熊本城北のストロングポイントを上田 龍弘主将に聞くと、
・チームワークの良さ
・つなぐ打線
・足に自信を持っており走力も使える
ことが武器となっている、と語る。

■投手力の重要性に気づかされた春

 新チーム結成時から「甲子園に行く」ことを目標に打ち立て、まずは1球を大切にすることから始めた。そして迎えた秋季熊本県大会、2回戦で熊本北に敗れてしまい、課題の残る秋となった。

 その後、城北はオフシーズンに投手陣は「球速アップと決め球を覚える」こと。そして野手は「打球の強さと長打力のアップ」をテーマに練習に取り組んだ。時には名物練習である、ポール100本やサーキットトレーニングといったもので基礎体力の向上も図った。

 そして待ちに待った春季熊本県大会。城北は順調に勝ち上がり見事ベスト8入り。熊本工に敗れたものの、来シーズンへつながる結果を残すことができた。

 この試合について、「初回から投手陣が崩れてしまいました。あの試合でいかに投手陣で試合を作っていくことが大事なのかわかりました。」と上田主将は振り返った。

■チームの主力選手と夏への意気込み

 今年のチームを引っ張ってきたのは春季県大会で2試合連続でホームランを放った外野手の西田暁登だ。夏もチームを救う一発に期待をしたいところだが、上田主将が夏の大会で期待するのは、ピッチャーの富松 建凌と外野手の舟越 秀虎の2人だ。

 特に船越は足が武器の選手で、上田主将は、「出塁したら自慢の足を使って小さなミスを逃さず、次の塁をどんどん狙って得点に絡んでほしいです」と期待を寄せている。

 「今まで自分たちがやってきたことを信じて、甲子園の切符を掴むために、一致団結して戦います!」と最後に意気込みを残した上田主将。69名全員が1つの束になり、5年ぶりの聖地に向けて虎視眈々と準備を進める。