第71回 「指導者と選手とのパイプ役」へ 健大高崎の野球を支える女子マネたち2018年11月16日

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【目次】
[1]パイプ役としての役割
[2]選手の一番の味方です!
[3]日本一のマネージャーになるために兵庫から県外進学

 『機動破壊』
 文字通り破壊的な走塁技術で攻撃する姿で、全国の高校野球ファンを魅了し続けている学校がある。これだけでどの学校のことを指しているのか、察しはついているだろう。群馬県高崎市に居を構える健大高崎である。

 今夏は県大会決勝でライバル・前橋育英の前に敗れたが、今春の関東大会を優勝し、秋季群馬県大会もベスト4まで進出。毎年結果を残し続ける健大高崎のマネージャーたちはいつもどんな活動をしているのか。彼女たちの活動の様子に迫った。

パイプ役としての役割



健大高崎マネージャーの皆さん

 現在は2学年で選手69名、マネージャー5名の計74名と大所帯となっている健大高崎。69名の選手たちを支える、2年生マネージャーの加東あす可さん、佐藤優菜さん、中澤朱友華さん、そして1年生マネージャー・上野咲希さん、須田桃花さんだ。ちなみに上野さんは、2017年の選抜で代打本塁打を放った上野 健助選手(明星大)の妹である。日々の活動を紹介すると、環境整備や試合の時のスコア、選手たちが飲むジャグ作り、洗濯など様々な仕事に取り組んでいる。

 ただ環境の整備をするのではなく、自立心が高まるような環境作りを心掛けるなど、その内容には工夫が施されている。

 数多くの活動の中でも変わっているのは食事のチェックだ。合宿中は朝食と夕食の時に選手が5杯ずつ食べているのか、昼食時はお弁当を完食しているのか、選手1人1人をマネージャーがチェックをしている。監督・コーチが見ることが多い食事面をマネージャーが見ており、選手たちは指導者がいなくても気を抜くことはできない。

 選手たちへ厳しい視線を送り続けるマネージャー。一番やりがいを感じるときは、選手たちからの「ありがとう」の一言をもらったときだ。また試合中、ベンチの中で選手とハイタッチを交わす瞬間が楽しいと語る。

 そんな健大高崎マネージャーたちに「マネージャーあるある」を聞いてみると、「ポケットの中にたくさんモノが入っていること」だと話す。
 彼女たちのポケットはティッシュ、ハンカチ、はさみなどなど溢れんばかりの小物たちでいっぱいだ。選手たちの心身の変化を敏感に察知し、何かあったらその場で対応するため、ポケットは常にパンパンなのだ。

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