2025年全国高校野球選手権の都道府県大会が7月上旬から本格的にスタートする。今センバツに出場したチームは、春夏連続甲子園を狙って初戦に挑むことになるが、すでに、南北海道大会では、センバツに出場した東海大札幌が支部大会で敗退するなど、波乱も起きている。

 すでに初戦を終えているチームは3チーム。沖縄尚学(沖縄)が初戦を突破し3回戦で首里と対戦予定。同じ沖縄のエナジックスポーツも初戦突破を果たし、3回戦で八重山と戦う予定となっている。ともに5日に試合を行う。

 これから初戦を迎えるセンバツ出場校では、最初としてはノーシードの二松学舎大付(東東京)が5日の開幕戦で両国と対戦する。

 以後は、10日から20日にかけて初戦を迎えることになり、10日にはセンバツ4強の浦和実(埼玉)が富士見と、11日にはセンバツ優勝の横浜(神奈川)がそれぞれ初戦を迎える。

 注目の健大高崎(群馬)は12日に初戦。13日にはノーシードとなった花巻東(岩手)が盛岡中央と初戦を戦う。15日にはセンバツ準優勝の智弁和歌山(和歌山)が連合チームとの初戦を迎え、ノーシードとなった米子松蔭(鳥取)の20日がラストとなる。

 センバツに出場したチームが、勝負の夏にどんな成長を見せてくれるのか楽しみになる。

【一覧】今センバツ出場校の夏の現状と初戦の予定

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