2025年春季の近畿地区高校野球大会(奈良)は31日、準決勝が行われ、智弁和歌山(和歌山)と、東洋大姫路(兵庫)が勝利。昨年秋と同じカードで決勝が行われることになった。
智弁和歌山は7回コールドの8対1で滋賀学園(滋賀)を破った。4回に1点を先制すると5回2死から、3連続適時打を含む5連打などで4得点。6回、7回にも追加点を挙げてコールド勝ちした。
東洋大姫路は奈良大付(奈良)に1対0で競り勝った。3回に1番の渡辺 拓雲内野手(3年)のソロで挙げた1点を、西垣 虎太郎投手(3年)が8回をわずか1安打の無失点、木下 鷹大投手(3年)も9回の1回を無失点に抑えて完封リレー。息詰まる投手戦を制した。
決勝は6月1日に予定されている。昨年秋は東洋大姫路が5対1で勝利したが、一冬越えた春はどんな結果となるだろうか。