2025年春季の関東地区高校野球大会(茨城)は24日、準決勝が行われ、専大松戸(千葉1位)と健大高崎(群馬1位)が決勝に進出した。

 専大松戸が公式戦27連勝中だった横浜(神奈川1位)を4対3で破った。初回に2点を先制されたが、その裏にすぐに追いついて中盤へ。互いに1点ずつを取り合って迎えた7回に、3番・土田 悠翔外野手(3年)の適時二塁打で1点を勝ち越して逃げ切った。

 投げては、先発の伊藤 怜投手(3年)、黒田 隼投手(3年)、鬼頭 智大投手(3年)のリレーで横浜の反撃を封じ、4年ぶりの決勝進出を決めた。

 健大高崎は4対3で山梨学院(山梨1位)に逆転勝ちを収め、昨年秋の続く決勝進出を決めた。序盤は一進一退の展開で、2対3で迎えた5回に栗原 朋希外野手(3年)が逆転の2点適時二塁打を放ってリードを奪い返した。

 投げては、センバツで活躍した下重 賢慎投手(3年)が6回から2イニング、石垣 元気投手(3年)が8回から2イニングを、ともに無失点に抑えて山梨学院を封じ込めて逃げ切った。

 決勝は25日に予定されている。専大松戸は4年ぶり、健大高崎は2年ぶりの優勝をかけて激突する。

▼トーナメント表はこちらから