<神奈川県高校野球春季県大会:横浜5×-4東海大相模>◇7日◇決勝◇横浜スタジアム
惜しくも横浜に敗れた東海大相模だが、決勝戦では強力・横浜投手陣相手に10安打を記録した。
センバツ、県大会でも横浜は10安打以上を浴びたことがない。東海大相模の打撃力の対応力が際立った試合だった。
その中で一気に注目度、評価が上がったのが2年生ショートの安嶋 浬久内野手だ。準々決勝からスタメン起用され、3試合連続でマルチヒットを記録した。準決勝では三浦学苑戦ではコールドを決める満塁本塁打。決勝戦では152キロ右腕・織田 翔希投手から第1打席に三塁打を放つと、第2打席には速球派左腕・片山 大輔投手から二塁打と好投手相手にもミート力の高さを発揮した。
県大会序盤ではスタメンを外れていたが、徐々に調子を上げて準々決勝からスタメンに抜擢。オープン戦から2番で起用されており、安嶋を起点に得点を取っていたという。この3試合だけで13打数6安打と大当たりした期待の2年生打者は関東大会でも猛打を発揮しそうだ。