2025年春季近畿地区高校野球大会奈良県予選は8日、雨天順延となっていた準決勝が予定されている。夏のシード権を獲得した4チームが、地元奈良で開催される近畿大会（24日開幕）出場3枠をかけ、勝てば近畿大会切符を手にする準決勝に挑む。
対戦カードは以下の通り。
昨秋優勝で今センバツに出場した天理は、今大会も投打で好調。初戦から、10点、15点、13点と、3戦連続2ケタ得点の計38点で、すべてコールド勝ちした。守っても3戦19イニングで失点0。昨年春に続く2年連続4強入りを決めた橿原学院相手に、投打に圧倒できるか。
その天理に昨年秋決勝で敗れ、準優勝だったのが奈良。この春は初戦の郡山との大一番で逆転勝ち、3回戦ではサヨナラ勝ちするなど、勝負強さを発揮して接戦をものにしてきた。ここ10年は4連敗中の奈良大付相手に勝負強さを発揮できるか。
決勝と近畿大会切符がかかる3位決定戦は10日に予定されている。
