2025年春季の近畿地区大会の出場をかけた各府県大会は6日、大阪、奈良、滋賀で予定されていた試合が雨天のため中止となり、順延が決まった。

 今年の近畿大会は24日から奈良県で開催される。出場校は地元奈良が3枠、その他は各県1枠。順延となった8日の奈良、10日の滋賀、兵庫の決勝で代表校が決まる。

 各府県の今後の予定は以下の通り。

滋賀】=10日決勝、3位決定戦

<決勝>

滋賀学園近江

<3位決定戦>

綾羽彦根総合

京都】=10、11日準々決勝

<10日>

龍谷大平安乙訓

東山北稜

<11日>

京都共栄京都工学院

城南菱創鳥羽

大阪】=10日準々決勝

大阪桐蔭堺東

興国関大北陽

大体大浪商東海大大阪仰星

履正社東大阪大柏原

兵庫】=10日決勝、3位決定戦

<決勝>

東洋大姫路報徳学園

<3位決定戦>

明石商神戸国際大付

奈良】=8日準決勝

奈良奈良大付

天理橿原学院

和歌山】=10日準決勝

智弁和歌山日高

初芝橋本星林

 兵庫では東洋大姫路VS報徳学園の「黄金カード」の決勝が予定されている。滋賀も近年「2強」を形成している近江滋賀学園が決勝で対戦。ともに勝てば近畿大会出場が決まる。

 地元奈良は3枠のため、決勝進出の2校が代表入り。3位決定戦で勝利したチームが3枠目を手にすることになる。

 強豪が次々と敗れた京都では、夏のシードを決めた8強による準々決勝が10日、11日に予定されている。公立校、伝統校がどこまで勝ち上がってこれるかに注目される。決勝は18日予定。

 大阪では、履正社大阪桐蔭が順当に8強まで駒を進めた。昨年秋の決勝を戦った「2強」が決勝まで勝ち上がるのか。決勝は17日に予定されている。

 和歌山では11日に決勝が予定され、近畿大会出場校が決まる。