<春季栃木県大会:佐野日大17-4幸福の科学学園(6回コールド)>◇29日◇準々決勝◇清原球場

 幸福の科学学園のドミニカ留学生コンビ・エミール・セラーノ・プレンサ投手、ユニオール・エルイン・ヌニエス・ジャケス捕手が準々決勝の佐野日大に臨んだ。

 3番キャッチャーでスタメン出場したユニオールは第1打席、第2打席は三振に終わったが、第3打席ではライト前へ落ち、相手の守備の影響もあり、適時三塁打を放った。

 4番センターのエミールは第1打席は三ゴロ、第2打席は三ゴロの失策から一気に二塁に陥れる好走塁を見せ、第3打席は痛烈な左前適時打を放った。

 6回コールド負けに終わり、2人の第4打席は回らずに終わった。それでもともに1打点を記録し、大器の片鱗を見せた。

 ユニオールは「甲子園に行くために、細かいプレーをもっと突き詰めていきたいです。佐野日大打線は本当にすごかったですし良い経験になりました」と振り返り、エミールは「プロにいくためにはもっと活躍できるように。夏では1試合2本塁打を打てるようになりたい。そして甲子園にいきます」と力強く宣言した。

 初のシード権を獲得した幸福の科学学園。2人の加入はチームにとって好影響を与えているようだ。

  さらにパワーアップを遂げ、夏で大暴れを見せる。