鹿屋中央vs国分中央
後半の追い上げも及ばず・国分中央
<第65回NHK旗争奪鹿児島県選抜高校野球大会:鹿屋中央8-6国分中央>◇28日◇準々決勝◇平和リース
鹿屋と国分の「中央」対決は序盤から激しい点の取り合いとなった。
立ち上がり、国分中央は5番・福永 彪馬(2年)、6番・當 拓樹主将(3年)の連続適時打で幸先良く3点を先取したが、その裏、鹿屋中央は暴投で1点を返し、4番・黒木 真翔(3年)の右越え三塁打、6番・板敷 風哉(3年)の左越え二塁打で計4点を挙げて逆転した。
3回、鹿屋中央は2死から満塁とし、2回からリリーフのマウンドに上がった8番・谷口 優人(2年)が左翼席にグランドスラムを放ち、8対3と大きくリードした。
国分中央は1回途中からリリーフした安藤 寿丈(2年)が4回以降立ち直り、失点を食い止める。
後半に入った6回、6番・當主将の犠飛で久々の追加点を得ると、7回には4安打を浴びせ、4番・高濱 橙生(2年)、7番・東田 誠矢(2年)の適時打で2点を挙げ、2点差に迫った。
終盤、勢いづく鹿屋中央は8、9回も得点圏に走者を進め、盛り上がったが、鹿屋中央は7回途中からリリーフした3番手・松原 琉輝(3年)が走者を背負いながらも無失点で切り抜け、2点差を守り切った。
(取材=政 純一郎)