薩南工vs曽於
投手戦を制す・薩南工
<第151回九州地区高校野球大会鹿児島県予選:薩南工3-1曽於>◇21日◇1回戦◇平和リース
薩南工・河津凌(2年)、曽於・川﨑颯(1年)、両先発右腕の好投で投手戦となり、終盤まで1点を争う好勝負となった。
4回まで両者無得点が続いた中、均衡が破れたのは5回表だった。
薩南工は二死から7番・岩屋海璃(1年)が内野安打で出塁し、二盗決め、8番・宇都良晋主将(2年)の中前適時打で先制点を挙げた。
9回には下位打線が粘って一死一三塁とし、8番・宇都がスクイズ、9番・原村昌裕(1年)が左前適時打を放って貴重な追加点を挙げた。
曽於は2、6回以外毎回走者を出し、再三得点圏にも進めながら8回まで無得点。3点差を追いかける9回裏、連打でチャンスを作り、挟殺プレーが乱れる間に1点を返した。なおも好機が続いたが、追加点ならず。
薩南工が投手戦をものにした。
(取材=政 純一郎)