四学大香川西vs琴平
四国学院大香川西、選手10人琴平に苦しみながらも逆転勝ち!
四国学院大香川西先発・佐藤 良憲(2年)
試合の機先を制したのは選手10人の琴平である。
2回裏、先発の三宅 雄平(2年・右投右打・168センチ56キロ・まんのう町立満濃中出身)が一死二塁から四学大香川西8番・後町 一郎(2年・一塁手・右投左打・167センチ69キロ・寿栄ウインズ<大阪・軟式>出身)に左越先制二塁打を浴びた直後の3回表には二死から1番・池北 龍星(2年・二塁手・右投右打・163センチ66キロ・善通寺市立東中出身)の左越二塁打を口火に、2番・水野 孝紀(2年・遊撃手・右投右打・168センチ56キロ・丸亀市立南中出身)連続二塁打で同点。
さらに初回に二塁打で俊足を披露した3番・池田 将馬(2年・中堅手・左投左打・172センチ66キロ・琴平町立琴平中出身)が冷静に四球を選ぶと、4番主将の増田 一樹(2年・捕手・右投右打・169センチ70キロ・善通寺市立東中出身)が左前逆転打。その後、暴投もあって3点を奪った琴平は「打たないと勝てない」(山本 雄一郎監督)をグラウンド上で表現することができた。
ただ、四学大香川西は「落ち着いて鋭い打球でゴロを転がすことを指示した」室伏 昌英監督の指示を受け、中盤以降に細かく加点。7回裏には二死三塁から主将の2番・片寄 鈴(2年・遊撃手・右投右打・167センチ60キロ・枚方リトルシニア<大阪>出身)の中越二塁打で同点とすると、8回裏には敵失で勝ち越し。最後は3回以降立ち直ったエース・佐藤 克憲(2年・右投右打・172センチ65キロ・枚方リトルシニア<大阪>出身)が10安打を浴びつつも1四球のみ。奪三振はわずか「1」と打たせて取る典型のピッチングで101球完投勝利を収めた。
(レポート=寺下 友徳)
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