試合レポート

横浜vs桐光学園

2017.07.28

横浜・増田が3戦連発!横浜が決勝進出を決める!

 神奈川準決勝・横浜vs桐光学園の一戦。

 初回、好調の1番・長南 有航が幸先よくセンターへ二塁打を放ち出塁すると、犠打、パスボールの間に先制点を奪う。2回には二死一二塁から9番・武川 康大が三遊間を破る適時打、さらに二死満塁から2番・山崎 拳登の走者一掃の3点適時二塁打で4点を奪い、2回までに5点をリードする。

 点を取られた桐光学園は3回に2番・渡部 遼人の二ゴロの間に1点を返すと、二死満塁から5番・桂川 弘貴が初球を振りぬき満塁本塁打を放ち、すぐに同点に持ち込んだ。神奈川の準決勝。さすがに一筋縄では終わらない。

 両者一歩も譲らないまま試合は進み、同点のまま7回を迎えた。横浜の先頭打者は増田 珠。その増田は117キロの変化球を叩き、3試合連発となる本塁打をセンター右方向に打ち込み1点のリードを奪う。増田はこれで高校通算32号、そして3戦連発は大会のタイ記録に並んだ。高校生で横浜スタジアムの最深部、さらにライト方向に打ち込める打者はそういない。さすが横浜の4番といった打撃だった。さらに8番・小泉の遊ゴロの間に1点を追加。この回で2点のリードを奪った。

 さらに圧巻だったのは9回。再び増田が魅せた。インコース134キロのストレートを引っ張り、滞空時間の長い本塁打をレフトスタンドへ放ち、2打席連続弾。そして板川の適時二塁打もありこの回2点。

 その裏、桐光学園齋藤 健成の本塁打で1点を返すが、反撃及ばず。10対6で横浜桐光学園を振り切った。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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