鵬翔vs延岡学園
負けない鵬翔!4番甲斐が勝利を呼ぶ同点2ラン弾!
九州大会出場を決めて喜ぶ鵬翔ナイン
↓両チームの戦績↓
【鵬翔】
2回戦:9対7都城農
3回戦:7対2門川
準々決勝:3対2日南学園
【延岡学園】
2回戦:7対1宮崎南
3回戦:10対3宮崎学園(7回コールド)
準々決勝:8対2日向
先に主導権を握ったのは延岡学園。
2回表二死満塁から1番・戸高がファースト強襲の内野安打を放ち2点を先制する。
一方、鵬翔は5回裏に8番・斎藤の右前適時打で1点を返すも、8回表に内野エラーで1点を献上してしまう。
延岡学園3対1鵬翔で迎えた8回裏。
鵬翔は二死一塁で打席に入った4番・甲斐が内角高めの直球をジャストミートしてレフトスタンドに叩き込んだ!試合をふりだしに戻す2ランホームラン!
サッカー部員、生徒、保護者、OBらが駆けつけるなか、序盤から我慢続きだった鵬翔スタンドが一気に盛り上がった。
終盤にして流れを手繰り寄せた鵬翔が、9回裏二死二塁から、9番・内田キャプテンの中前適時打でサヨナラ勝利!7季ぶり5回目の九州大会出場を決めた。
今の鵬翔は、野球部OB会の熱も高く、チーム全体の士気が上がっているように見える。
宮崎県高校野球OB大会で2年連続優勝を果たし、来月(11月5日)に阪神甲子園球場で開催される「マスターズ甲子園2016」に宮崎県代表として出場することが決まっている。
現役野球部員もOBに続いて、来春には甲子園の土が踏めるように、九州大会上位進出を果たしたいところだ。
■鵬翔・内田キャプテン
「(新人戦敗退後)一人一人が日頃の生活態度から見直して成長している。OBのみなさんは、毎週、練習を見に来て応援してくださるので心強い。僕たちも(OBに)負けずに甲子園に行く。」
■鵬翔・4番甲斐
「新人戦では打てなかったが、今大会は調子が良い。(同点2ランHRは)ストレートを狙っていた。決勝でもチームに貢献したい。」
(文・写真=三角竜之)
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