水戸桜ノ牧vs結城一
水戸桜ノ牧がつなぎの野球で結城一を破り二回戦進出！
第98回茨城県大会1回戦は結城一高と水戸桜ノ牧の一戦。後攻水戸桜ノ牧は右上手投の背番号11村上 俊太郎が先発。一方結城一はエースの中村 龍ノ介が先発。
初回の結城一は先頭高木 南杜、3番新沢 弘暉がヒットで出塁すると、4番小川 優斗がレフト前に放つも、水戸桜ノ牧の見事な中継プレーで得点ならず。
その裏、水戸桜ノ牧は二死から3番五味 恒輝が出塁しチャンスを作るも無得点。
投手戦になるかと思われたが、水戸桜ノ牧は3回裏一死から長野 透知がヒットと盗塁でチャンスを作ると、3番五味、4番平戸 将大の連続タイムリーで2点を先制した。
6回には二死二、三塁のチャンスで代打の小嶋 律功が値千金のレフト前タイムリーで2点を追加。水戸桜ノ牧が試合を優位に進める。
しかし8回、結城一は水戸桜ノ牧の3番手友部 龍基を責め、4番小川らのヒットで二死満塁のチャンスを作ると、5番小林 研太が押し出しの四球で1点を返す。その後もチャンスが続くが、友部が後続を断ち1点で切り抜ける。
水戸桜ノ牧はその裏、四球とヒットで一死満塁のチャンスを作り9番酒井 亮輔、1番長野がヒットを放ち8回コールドでゲームセット。
結城一はヒット8本打ち、水戸桜ノ牧と並んだが、あと一本が出ず、守備においても失策4と精彩を欠いた。
一方水戸桜ノ牧はピンチを作るも、エースを温存しタイプの異なる3投手で結城一打線を抑えた。攻撃面でも、出塁したランナーがすかさず盗塁するなど、戦略的にチャンスを広げ、効率的に得点を重ねていった。
両校ともに夏の初戦ということもあり硬さがあったが、中盤以降試合を優位に進めた水戸桜ノ牧が勝利を収めた。
勝った水戸桜ノ牧は14日に[stadium]ひたちなか市民球場[/stadium]で清真学園と対戦する。
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