試合レポート

国分中央vs鹿児島南

2014.10.01

前田が決勝タイムリー・国分中央

国分中央vs鹿児島南 | 高校野球ドットコム

先発・前田準(国分中央)

 互いに毎回のようにチャンスを作りながら、タイムリーが出ず、中盤までは両者我慢の展開だった。

 均衡を破ったのは国分中央。5回二死二塁から4番・下原優斗(2年)の当たりは平凡なフライと思われたが、ショート、レフト、センターが追いかけた真ん中に落ち、先制タイムリーとなった。

 5回を除いて6回まで毎回先頭打者を出しながら得点に結びつかなかった鹿児島南は7回、一死二塁で9番のところに代打・迫田大廉(2年)を送る。右に流した打球はライトの頭上を超えるタイムリーとなり、同点に追いついた。

 8回、国分中央は二死二三塁と勝ち越しのチャンスを作ると、苦しみながらも1失点で切り抜けていた8番・前田準(2年)が、この試合両チーム通じて唯一の長打となるライトオーバー二塁打を放ち、2点を勝ち越した。これで勢いづいた国分中央は9回にも押し出しと内野安打で更に2点をダメ押す。

 8回裏からは初戦川内商工を完封した左腕・田島広己(2年)がリリーフ。鹿児島南の反撃を断った。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.15

【島根】出雲商-三刀屋、大田-益田東など初戦から好カード<地区大会組み合わせ>

2024.05.16

【2024年春季地区大会最新状況】全道大会は出場校決定、関東と東海は18日に開幕

2024.05.16

【秋田】夏のシードをかけた3回戦がスタート、16日は大館鳳鳴などが挑む<春季大会>

2024.05.15

獨協大の新入生に専大松戸の強打の捕手、常総学院のサード、市立船橋のトップバッターが加入! 早くもリーグ戦で活躍中!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.12

学法石川の好捕手・大栄利哉が交流戦で復帰! 実力は攻守ともに世代トップクラス!身長200センチ右腕を攻略し、完封勝利!

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?