柏日体vs流山おおたかの森
橋(柏日体)
柏日体・橋が完封勝利!
2011年度春季千葉県大会は1日遅れで開幕した。昨日の大雨から一転して、この日は晴天に恵まれた野球日よりとなった。
八千代市営球場第1試合は流山おおたかの森対柏日体の試合が行われた。
1回の裏、柏日体は4番川原のセンター前タイムリーで1点を先制。そして3回の裏には5番坂田がレフトスタンドへ飛び込むホームランを放ち、4対0とする。味方の援護を柏日体の先発・橋が4安打完封勝利を挙げて2回戦進出を果たした。
流山おおたかの森は9回表に3安打を集中させた反撃をするも、二塁打を打った打者が飛び出してアウト。そして更に連打で続いたものの、ダブルプレーでゲームセットをチグハグな攻撃でホームが遠かった。
球速は目測で125キロ前後とそれほど速くはないが、内外角にしっかりと投げ分ける制球力もあり、スライダー、シンカーもベース際に投げて打たせて取る投球が身上だ。クイックは1.2秒前後と素早く、フィールディングの動きも悪くない。総合力は高く、細かく鍛えられている投手である。
柏日体はエースの月本貴士(3年)、2年生コンビの菊池将太、近藤スルヤ秀光と駒は揃っており、投手層は厚い。相手はシード校の千葉明徳。プロ注目の鈴木康平対柏日体投手陣との戦いに注目したい。
(文=編集部:河嶋 宗一)