【動画】イチロー氏の教えを胸に県大会へ 新生・千葉明徳の戦いぶりに注目
4月23日から開幕する春季千葉県大会。マリナーズのイチロー氏が指導に訪れたことで話題となった千葉明徳が大会初日に登場し、初戦で実力ある公立校・検見川と対戦する。
地区予選では初戦・敬愛学園に接戦で勝利し、犢橋には10対0で勝利と勢いに乗っている。「どれだけ考えてプレーすることができるか」。ベスト8の壁を乗り越えるために、千葉明徳ナインはそんな思考力が必要だということをイチロー氏から教わったと話す。
ライバルと比較して思考の重要性を強く感じている。
「ベスト8以上になると、木更津総合はじめとしたチームは最終的には自分で考えて判断しています。自分たちは、考えて判断する能力がまだ低い。監督からも言われていますが、大切にすべきだと感じています。実際に考えるようにしたことで、新たな発見があり、幅が広がったと思います」(作田凌太朗内野手=3年)
「特に試合前のノックでは目の前の1球を大切にしつつ、最後に雰囲気づくりをするようになりましたし、自分はキャッチボールから1球1球をより大事にするようになりました」(廣瀬智也内野手=3年)
同じくイチロー氏から指導を受けた智辯和歌山、國學院久我山(東京)、高松商(香川)は、それぞれ結果を残している。イチロー氏の教えを生かした新たな一面ができつつある千葉明徳が、3校に続く結果を残せるか。
千葉明徳の練習模様や注目選手の紹介は、高校野球ドットコムの公式YouTubeチャンネルで配信されている。