試合レポート

【春季千葉県大会】中央学院が準決勝進出で夏のAシード確定!9回2死から執念の逆転劇も主将・中村は「センバツ4強のおごりがあった」と危機感

2024.04.29


ベスト4進出を決めた中央学院の選手たち

<千葉県高校野球春季大会:中央学院7-5千葉黎明>◇28日◇第1試合◇千葉県総合SC野球場

センバツベスト4の中央学院千葉黎明に7対5で勝利。苦しみながらも準々決勝を突破し、準決勝進出を決めた。

再三の窮地を跳ね除け勝利した中央学院だが、課題も見えた。5回にはワイルドピッチと2つのエラーで2点を献上。「相手の向かってくる雰囲気に飲み込まれ、受け身になってしまった」と主将の中村 研心内野手(3年)が語ったように、ミスから失点を許し相手に主導権を握られた。

「センバツでベスト4に入り、色々な人からお祝いの言葉をもらって自分たちにおごりの気持ちがでてしまった。改めて気を引き締めていけないといけない。大会や試合に対しては気持ちが入っているが、日常生活や日々の練習などで甘さが出ているのが、緊迫した場面でのミスに繋がっている」

夏の大会で再び聖地に戻るためにも、中村主将はあえて選手たちに厳しい要求する。

 それでも、終盤に見せた同点劇は見事だった。9回2死から同点打を放った中村は、「キャプテンとして何とかしないといけないと思っていた。いい当たりではなかったけどヒットを打つことができて良かった」と振り返った。

10回124球の熱球を見せた臼井 夕馬投手(3年)は、「センバツを経験して、弱気にならず、『自分ならできる』という気持ちに変わった」と成長を語った。野手陣の逆転を信じながら、「0点で抑えたいという気持ちが強かった。公式戦で10回を投げ切ることが出来たのは自信になる」と成長を口にした。

敗れた千葉黎明も最後まで中央学院を追い詰めた。特に田代 啓祐投手(2年)が5回まで中央学院打線を無安打に抑える好投。この日中継ぎで登板した伊藤 星七投手(2年)、米良 康太投手(2年)を含む3人は全員が2年生。さらには、正捕手の川村 力斗捕手(2年)も2年生と、若い力が台頭してきている。プロ注目右腕・三田村 悠吾投手(3年)だけではない、層の厚さを感じさせる千葉黎明は、夏の予選でも注目の存在だ。

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この記事の執筆者: 塩澤 風太

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