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ヤクルト開幕投手はサイスニード 過去外国人開幕投手では4勝1敗の好成績!

2024.03.29


サイスニード ※写真は過去の取材より

2連覇から一転して昨年5位に沈んだヤクルトは、開幕投手をサイスニードが務める。

ヤクルトの開幕投手を外国人投手が務めるのは、2018年のブキャンナン以来、6年ぶりとなる。その他では1996年と1997年のブロス、2003年のホッジス、2004年のベバリンが外国人投手として開幕投手を託されてきた。

過去の外国人投手たちはホッジスこそ敗戦投手となったものの、その他の4度はすべて勝利投手となった。初の大役を担うことになったサイスニードも先輩たちに続きたいところだ。

過去10年の開幕投手を見ると、日本人投手は石川 雅規投手(秋田商出身)と小川 泰弘投手(成章出身)の2人だけしかいない。内訳は小川が7度、石川が2度、そしてブキャナンが1度となっている。

ヤクルトのほか、同期間で日本人の開幕投手が2人以下の球団は巨人だけ。他の10球団はいずれも3人以上の日本人投手が開幕戦の先発を任されてきた。ちなみに巨人は菅野 智之投手(東海大相模出身)が8度、外国人投手のマイコラスとビーディがそれぞれ1度ずつ開幕投手を務めている。

ヤクルト(前身球団含む)で最も多く開幕投手を務めているのは金田正一の10度。2位では松岡弘と石川の9度が続く。一方で開幕投手の連続記録は松岡で7年連続だ。意外なことに金田は3年が最長だった。松岡の7年連続開幕投手はセ・リーグタイ記録でもある。ちなみにNPB記録は山田久志(元阪急)の12年連続となっている。

<ヤクルトの過去10年の開幕投手>
※2024年は予定

2014年:小川 泰弘成章出身)
2015年:小川 泰弘
2016年:小川 泰弘
2017年:石川 雅規秋田商出身)
2018年:ブキャナン
2019年:小川 泰弘
2020年:石川 雅規
2021年:小川 泰弘
2022年:小川 泰弘
2023年:小川 泰弘
2024年:サイスニード

この記事の執筆者: 勝田 聡

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