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大阪桐蔭・平嶋が今大会最速149キロ! 平均球速も超高校生級だ! 今朝丸(報徳学園)も148キロ【140キロ超え投手一覧】

2024.03.23


伊東 尚輝(愛工大名電)・平嶋 桂知(大阪桐蔭)

センバツの大会5日目は大阪桐蔭報徳学園など名門校が一斉に登場した日となった。ドラフト候補に挙がる投手たちが自慢の速球を投げ込んだ。

第1試合に登場した作新学院小川 哲平投手(3年)は最速145キロを計測。5回4失点と悔しい投球に終わった。小川も「腕が横振りになってコントロールできなかった」と悔やんだが、直球は威力があった。

第2試合に登場した大阪桐蔭平嶋 桂知投手(3年)は今大会最速となる149キロをマーク。平均球速143.71キロと、今大会、他のドラフト候補の平均球速が136キロ〜138キロぐらいなことを考えると、明らかに高校生のレベルを超えている。平嶋は「7、8割の力で投げることでボールが走るようになった」と手応えを感じていた。

第3試合では愛工大名電の先発・伊東 尚輝投手(3年)は最速144キロ。昨秋は不調に終わり、上から叩くフォームに意識を変えたことで、球質がレベルアップした。サヨナラ打を浴びたが、内容は良かった。報徳学園の先発・今朝丸 裕喜投手(3年)は最速148キロを計測。4回表に最速を叩き出し、今朝丸は「打者二巡目でしたので、ギアを入れました」と伸びのある直球で圧倒した。

大会6日目は1回戦最後の常総学院vs日本航空石川の一戦が行われる。ここまで140キロ超えは19人となっている。

大阪桐蔭平嶋 桂知投手(3年)
最速149キロ 平均球速143.71キロ
報徳学園今朝丸 裕喜投手(3年)
最速148キロ 平均球速138.6キロ
健大高崎石垣 元気投手(2年)
最速147キロ 平均球速141.26キロ
関東一坂井 遼投手(3年)
最速146キロ 平均球速140.13キロ
広陵髙尾 響投手(3年)
最速145キロ 平均球速139.01キロ
作新学院小川 哲平投手(3年)
最速145キロ 平均球速138.01キロ
愛工大名電伊東 尚輝投手(3年)
最速144キロ 平均球速135.82キロ
阿南光吉岡 暖投手(3年)
最速143キロ 平均球速135.21キロ
高知平 悠真投手(3年)
最速143キロ
青森山田関 浩一郎投手(3年)
最速143キロ
八戸学院光星洗平 比呂投手(3年)
最速142キロ 平均球速133.68キロ
星稜戸田 慶星投手(2年)
最速142キロ
明豊野田 皇志投手(3年)
最速142キロ
中央学院颯佐 心汰内野手(3年)
最速142キロ
中央学院臼井 夕馬投手(3年)
最速142キロ
高知辻井 翔大投手(3年)
最速141キロ
八戸学院光星岡本 琉奨投手(3年)
最速140キロ 平均球速137.66キロ
田辺寺西 邦右投手(3年)
最速140キロ
青森山田櫻田 朔投手(3年)
最速140キロ

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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