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【準硬式】’23年全国大会準V・日本大の前に強敵揃う 全国大会をかけた関東大会の組み合わせ決定

2024.02.12


2023年優勝の帝京大 ※提供=帝京大学準硬式野球部

野球人口減少が続く中、3年連続で競技人口が増加傾向にある大学準硬式。
2023年は連盟創立75周年を迎えるなど、さらなる発展が期待されている。そんな中、関東地区大学野球連盟は11日、第66回関東地区大学準硬式野球選手権大会の組み合わせ抽選会を開催。大会は3月11日から開幕し、順調に進めば決勝戦は3月24日に予定されている。

関東地区大学準硬式野球連盟に所属する全チームに出場資格が与えられる今大会。優勝チームは、8月に開催される全日本大学準硬式野球選手権大会(以下、全日)への出場権を獲得。準優勝は全日への出場をかけた6月の予選会に出場できる。全国に繋がる数少ない大事な大会となる。

なぜ大事なのか。もちろん予選免除になることはもちろんだが、最大の理由は全校にチャンスがあることだ。
通常であればリーグ戦の優勝チームなどが予選会に参戦。そこで結果を残さなければ、出場権を勝ち取れない。しかも最多5部リーグまである東都など、いくつかのリーグを編成している連盟の場合、2部以下のチームは優勝しても予選会には出場できない。入れ替え戦だけで終わってしまうのだ。

そういったチームにとって、全国大会へのチャンスは関東大会しかない。だから、数少ない大事なチャンスなのだ。

2023年で優勝した帝京大は3回戦から登場。14日に宇都宮大と高崎経済大の勝者と対戦する。その帝京大と決勝を戦って準優勝に終わった日本大も14日が初戦。東京農工大と横浜国立大の勝者と対戦する。

その日本大のブロックには法政大や明治大、さらに「実力のある下級生が揃っている」と連盟関係者が注目している筑波大が集結。さらに、2023年の全日でベスト4の慶應義塾大が、2021年の全日準優勝の専修大と対戦する。

大会序盤から好カードが続く今大会。全国への道を切り開くのはどのチームか。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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