News

オリックスがキャンプメンバー発表 1軍スタートの育成5投手が山本由伸に代わるジョーカーとなるか

2024.01.27


佐藤一磨、才木海翔

パ・リーグ4連覇へ、2023年シーズンを戦うオリックス。26日にキャンプメンバーが発表され、1軍36人、2軍41人に振り分けられた。エース・山本由伸投手(都城出身)がメジャーへ移籍して、誰が山本に代わってチームを支えるのか。投手陣の真価が問われる1年で、投手の中に育成選手5人が1軍キャンプに招集された。

全選手が期待されるなか、2年目を迎える才木海翔投手(北海道栄出身)の期待値は大きいだろう。今回の2023アジア・ウインター・ベースボール・リーグで大活躍。最速155キロの剛速球で最多タイとなる5セーブ、防御率0.00をマークしたことで、球団関係者を中心に注目を集めた。期待が高まる中で2度目のキャンプは1軍スタート。ここで結果を残し、支配下への道を切り開きたい。

ファームで結果を残していた5年目・佐藤 一磨投手(横浜隼人出身)も1軍キャンプ。2年目までは計8試合の登板に留まっていたが、2022年で19試合に登板してきっかけをつかむと、2023年はリーグ3位にあたる96回に登板。8勝で最多勝、さらに優秀選手賞を獲得する活躍をみせた。1軍キャンプで迎える育成5年目、このチャンスを逃すわけにはいかないところだろう。

さらに、ケガなどの影響で育成選手になっていた21年のドラ1・椋木 蓮投手(高川学園出身)。さらに、中学時代はU-15代表を経験した中田 惟斗投手(大阪桐蔭出身)。そしてソフトバンクに、兄・晃がいる川瀬 堅斗投手(大分商出身)も1軍キャンプスタートだ。

宮城大弥投手(興南出身)、山下舜平大投手(福岡大大濠出身)など、既に期待されている投手たちは、もちろん注目だ。だが、今回の1軍キャンプに招集された育成5投手がジョーカー的活躍を見せれば、4連覇の道も見えるのではないだろうか。

<オリックス 春季キャンプメンバーA班(一軍)>
【投手】
山下舜平大
東晃平
宮城大弥
宇田川優希
曽谷龍平
山崎颯一郎
村西良太
吉田輝星
斎藤響介
前佑囲斗
横山楓
小木田敦也
鈴木康平
佐藤一磨
中田惟斗
川瀬堅斗
才木海翔
椋木蓮

【捕手】
若月健矢
森友哉
福永奨
頓宮裕真

【内野手】
安達了一
野口智哉
紅林弘太郎
内藤鵬
広岡大志
宜保翔
大里昂生

【外野手】
渡部遼人
西川龍馬
杉沢龍
来田涼斗
池田陵真
茶野篤政
木下元秀

固定ページ: 1 2

この記事の執筆者: 田中 裕毅

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿児島実がコールド勝ち!川内商工は終盤に力尽きる

2024.05.31

夏の愛知大会は6月28日から開幕!決勝戦は7月28日【愛知大会要項】

2024.05.31

【北信越】富山県勢4校が12年ぶりの県勢V狙う、茨木擁する帝京長岡にも注目<地区大会>

2024.05.31

【鹿児島NHK選抜大会】鹿屋農が"強気の勝負"で勝機を引き寄せ4強入り

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.26

【春季関東大会】白鷗大足利が初優勝!最後はタイブレークの末サヨナラ死球で幕切れ!

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】実力派監督就任で進化した奈良の名門・天理。超高校級の逸材3人を擁し、緻密な攻守で全国クラスのチームに!

2024.05.26

【近畿大会注目チーム紹介】エース頼み脱却を目指してきた京都国際。「素質はプロ入り左腕と同等」の2年生左腕の台頭と打線強化で京都の大本命に成長!

2024.05.28

交流戦開幕、初戦の注目は髙橋宏斗vs.今井達也の初対決!

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉