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松井裕樹5年40億でパドレス入り、東克樹は300%UP…1995年生まれ主要選手の年俸事情

2023.12.26


松井 裕樹・東 克樹

楽天から海外FA権を行使してメジャー入りを目指していた松井 裕樹投手(桐光学園出身)が、パドレスと5年総額で日本円にして約40億円の契約を交わした。(金額はすべて推定)

松井は来季、20代最後となる29歳を迎えるシーズンになる。24日現在で、松井と「同い年」となる1995年度生まれの主な選手の来季の年俸を調べてみた。

最高額は、松井と同じく13年ドラフトで西武1位だった森 友哉捕手(大阪桐蔭出身)。オリックスに移籍した今季は攻守に活躍し、4年契約の2年目となる来季の年俸は1億9000万円アップの4億円で更改した。

ヤクルトの田口 麗斗投手(広島新庄出身)はFA権を行使せず、残留することを決めたもようで、8800万円からの倍増となる年俸で、複数年契約を提示されているとされている。

今シーズン最もブレークしたのがDeNA・東 克樹投手(愛工大名電出身)。16勝、勝率.842で最多勝&最高勝率のタイトルを獲得し、ベストナイン、ゴールデングラブ賞も受賞した。年俸は2610万円から7890万円アップの1億500万円と、「1億円プレーヤー」の仲間入りを果たした。

リーグ3連覇を果たしたオリックスでは、若月 健矢捕手(花咲徳栄出身)が、7200万円アップの1億2000万円。山岡 泰輔投手(瀬戸内出身)が、1000万円アップの9000万円で更改している。

楽天の小深田 大翔内野手(神戸国際大附出身)は、3500万円アップの8500万円。盗塁王のタイトルを獲得するなど、今季は成長著しいシーズンだった。

ソフトバンクから戦力外通告を受けていた上林 誠知外野手(仙台育英出身)は、中日への入団が決まり、2000万円の年俸で契約した。3750万円からのダウンにも、新天地での活躍に期待がかかる。

その他、ソフトバンクから阪神に移籍した大竹 耕太郎済々黌出身)が4700万円アップの6700万円と大幅アップを手にした。

松井ほどの「出世」とはいかないまでも、来年20代最後のシーズンとなる男たちの頑張りにも期待したい。

この記事の執筆者: 浦田 由紀夫

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