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今季加入の新戦力を積極起用も…Bクラスに沈むオリックスの起爆剤になる選手は?

2024.06.03


上田西時代の横山聖哉、金足農時代の吉田輝星

プロ野球は開幕からおよそ2カ月が経過し、交流戦に突入している。球団によっては、ドラフトで獲得した選手や新外国人、あるいは移籍で加わった新戦力たちが、結果を残しつつある。

パ・リーグ3連覇中のオリックスは、開幕から下位に低迷。セ・パ交流戦の前までは4位で、交流戦に入り2勝4敗と、2日現在で借金8の5位と苦しんでいる。

そのなかで、高卒ルーキーのドラフト1位の横山 聖哉内野手(上田西出身)が、1軍デビューを果たした。2軍で27試合に出場。打率.265(98打数26安打)と、まずまずの結果を残し、5月24日に1軍昇格を果たした。当日にスタメン出場すると、2打席目で内野安打を放ちプロ初安打を記録。2試合目の出場となった26日にも中前安打を放った。

サードの守備でも肩の強さを見せるなど、上々の1軍デビューとなった。5月31日に登録抹消となったが、今後も1軍で起用される機会はあるかもしれない。

一方、FAで広島から加入した西川 龍馬外野手(敦賀気比出身)は、51試合の出場で打率.223(197打数44安打)、1本塁打と物足りない。

投手では新外国人投手たちが主戦力となっている。エスピノーザ投手は8試合で4勝3敗、防御率2.29と安定。カスティーヨ投手は7試合で1勝2敗、防御率2.91と、負けが先行しているものの、6試合で6回以上を投げるなどイニングを稼いでいる。両投手とも先発ローテーションには欠かせない。

勝ちパターンに抜擢されたマチャドは、160キロを超える直球と、140キロ台後半の高速チェンジアップを武器に、チームトップの11ホールドをマーク。平野 佳寿投手(鳥羽出身)が1軍不在時には、クローザーも務め、3セーブを挙げた。

ルーキーでは、ドラフト6位の古田島 成龍投手(取手松陽出身)が、初登板から17試合連続無失点と好投を続けている。ドラフト5位の高島 泰都投手(滝川西出身)は、ショートスターターを務めるなど、12試合(2先発)に登板。デビュー当初は失点が多く、5月27日に抹消されたが、4月23日以降の9試合では、自責点がついたのは2試合だけだった。

現役ドラフトで加わった鈴木 博志投手(磐田東出身)も、ブルペンデーで先発するなど4試合(1先発)に登板。7.1回を投げ自責点は2。先発した試合では3回無失点と結果を出した。

戦力外から加入した井口 和朋投手(武相出身)、交換トレードでやってきた吉田 輝星投手(金足農出身)の元日本ハム組も、1軍で多く起用されている。中継ぎとして井口は16試合、吉田は15試合に登板。吉田は打ち込まれるケースも目立ち防御率6.57と苦しみ5月25日に登録を抹消された。井口は5月29日の広島戦で1回5失点があり、防御率こそ3.93だが、全体としてはまずまずの成績を残している。

投手ではルーキー、新外国人、現役ドラフト、トレード、他球団の戦力外と様々な経緯で加入した新戦力が多く起用されている。ここにきて打線の大黒柱である森 友哉捕手(大阪桐蔭出身)が右太ももを痛めて登録を抹消された。新戦力のなかで浮上のきっかけを作る「救世主」は現れるか。

※数字は2024年6月2日時点

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この記事の執筆者: 勝田 聡

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