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青藍泰斗・佐川 秀真、1年生でチームをまとめる主将に!「3本の指に入る実力」

2023.12.20


【高校野球ドットコム注目選手ファイル】

栃木県の実力校である青藍泰斗は今夏、準々決勝で作新学院と対戦し13対9と敗退。しかし、この試合は2回まで10対0と作新学院が大量リードだったが、4回までに青藍泰斗が8点を取るなど粘り強い打撃を披露したが、ベスト8という結果に終わってしまった。続く今秋でも準々決勝で作新学院とぶつかり7対0と今夏に続いて敗戦してしまった。

青藍泰斗は今秋のベンチ入りは20人中1年生が16人と1年生の力が圧倒的に強い。さらに主将も1年の佐川 秀真内野手(1年生)が務めている。

佐川は走攻守とバランスの取れた内野手でそのポテンシャルは、1年生で栃木県のトップクラスの内野手。打撃はまだパワー不足のところはあるがバットコントロールに関しては非常にコンタクト能力が高く率が残せる選手であり、1年後、2年後には栃木県NO.1の内野手になるだろう。青山 尚緯監督も「栃木県の1年生の中なら確実に3本の指に入るぐらいの実力を持っている」と評価をしている。

プレースタイルは今年1年目で大ブレイクした巨人の門脇 誠選手(創価)に似ている。守備での足の運びといい、打撃でのセンスはすでにチームの中でも群を向いている。打撃フォームはスタンダードなスクエアのスタンスから、力みを見せずにバットを振り下ろし、芯に当てる技術が高い。そのためコンスタントに率を残せる選手である。

来年春にはどこまでの成長を見せてくれるのか非常に楽しみな選手でもある。

青藍泰斗・佐川 秀真
【経歴】
174センチ66キロ
真岡ボーイズ出身
【寸評】
走攻守とセンスが揃った内野手
【実績】
1年夏 1年生でベンチ入りを果たし夏ベスト8へとチームを導く。準々決勝の作新学院戦で試合に出場するなど1年生と思えないほどの活躍を見せた。
1年秋 新チームとなり1年生で主将に抜擢。1番、3番打者を任されるなどチームの中心選手までに成長。

この記事の執筆者: 鎌田 光津希

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