センバツ登板はあるのか?森陽樹(大阪桐蔭)は151キロ破壊的ストレートのドラフト上位候補!<高校野球ドットコム注目選手ファイル・コム注>
森陽樹(大阪桐蔭)
22日に大会初戦を迎える大阪桐蔭。登板すれば、一気に注目を集める剛腕がいる。それが森 陽樹投手(2年)だ。190センチ86キロと恵まれた体格から最速151キロの速球を投げ込み、秋季近畿大会では9.2回を投げ、16奪三振を記録した。先発、クローザーのどちらでもこなせるが、大阪桐蔭は多くの好投手を多く揃えており、クローザーとして控えているほうが、相手からすれば怖いだろう。
聖心ウルスラ学園聡明中時代から最速143キロと中学生離れしたストレートを投げ込んでいたが、わずか1年で最速8キロを更新した。
中学時代と比べても腰回り、太ももが太くなっており、しっかりとトレーニングをしてきたのが分かる。
ストレートの破壊力はドラフト候補に挙がる3年生投手と比較しても上回っており、現時点でも上位候補だ。
威力だけではなく、コントロールも安定しており、両サイドや高めにもきっちりと投げ分ける。変化球はスライダー、カット系、スプリットを投げ、スプリットは空振りを奪うことができるが、投球は速球中心。今は変化球に頼る時期でもないので、どんどん速球を投げ込んでほしい。
投球フォームも豪快だ。ノーワインドアップから始動し、左足を高々と上げていきながら、軸足はバランス良く立つことができている。その後、左腕のグラブを高々と掲げていきながら、右腕を大きく振り下ろすオーバーハンド。恵まれた体格をフルに活かすことができる体の使い方をしており、並外れた速球を投げるのもうなずける。
唸りを上げるストレートは、新基準バットでは前に飛ばすことはとても難しい。選抜では、コンディション調整をしっかりと行い、持てる力を存分に発揮してほしい。
森陽樹(もり・はるき)
右投げ右打ち
190センチ86キロ
遠投120メートル
握力は左右ともに60キロ
小学校時代:東海東少年野球クラブでプレー
聖心ウルスラ学園聡明中は投手・外野手を兼任
3年夏 全国大会出場(1回戦敗退)
大阪桐蔭では1年秋からベンチ入り
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