戦国千葉「秋の陣」開幕!専大松戸、木更津総合など有力校のブロック展望
2023.09.15

戦国千葉と呼ばれる秋季千葉県高校野球大会がいよいよ16日に開幕する。各ブロックの見どころを紹介していきたい。
★市立船橋・専大松戸ブロック
147キロ右腕の梅澤 翔大投手(2年)をはじめ、大型遊撃手の中山 凱内野手(2年)と投打の柱がしっかりしている専大松戸と、機動力があり、選手層も厚い市立船橋が中心となる。専大松戸が初戦を突破すれば対戦することになる横芝敬愛の大型左腕・秋山 哉太投手(2年)も期待の逸材だ。
また、地区予選で中央学院を破った四街道、躍進を狙う千葉経大附も見逃せない。
★拓大紅陵・千葉商大付ブロック
このブロックでは、前チームからのエースが残った拓大紅陵と、投手力が武器の東京学館、チームが大きく入れ替わった千葉商大付の戦いぶりに注目だ。
★志学館 習志野ブロック
このブロックが最も激戦となりそう。習志野には岡田 諒介内野手(1年)、根立 陸斗外野手(2年)など野手の逸材が残る。攻撃力は健在だが、投手は基本的に継投勝負。勝ち進むごとに強さを発揮しそうだ。
その他、久保山 武蔵内野手(2年)など経験者が残る志学館や、大型右腕・菊地 ハルン投手(2年)を擁する千葉学芸、打力がある千葉敬愛にも注目だ。
★木更津総合・中央学院ブロック
中央学院が初戦を突破すれば、八千代松陰との再戦となる。春にも対戦し勝利した中央学院は投打ともに人材が揃っている。
投打の主力が多く残る木更津総合が本命とはいえ、昨秋関東大会出場の成田も、下級生からレギュラーとして活躍してきた野手が多く残り、市立柏とともに侮れない存在だ。