試合レポート

名経大市邨vs犬山

2023.07.03


<第105回全国高校野球選手権愛知大会:名経大市邨 7ー0 犬山(8回コールド)>◇2日◇1回戦◇豊田市運動公園

 序盤は投手戦の様相を呈した名経大市邨犬山の一戦。双方無安打で迎えた3回、沈黙を破ったのは名経大市邨のエース・下木原 彪蓮投手(3年)の自らを援護する左越え本塁打だった。

 その後、4回、5回とチャンスを作るも犬山の堅守に阻まれなかなか追加点が奪えなかった名経大市邨打線が、6回からマウンドに上がった犬山のエース・竹田 蓮投手(2年)を捉え、吉田 凜音捕手(3年)の左二塁打などで3点を追加した。

 名経大市邨は続く7回に2点、8回に1点を追加し、7対0のコールド勝ちで2回戦進出を決めた。

 名経大市邨は、変速右腕のエース下木原が7回11奪三振無失点の好投を見せると、8回には本格派右腕・西村 虎冴投手(3年)が登板し完封リレー。攻守にハイレベルな試合運びを見せた。群雄割拠の愛知県だが、次戦の活躍も期待したい。

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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