試合レポート

相模原vs逗子開成

2023.07.10


小林 理瑛(相模原)

相模原、国立大志望の大型右腕が投打で活躍!19年のベスト4のような快進撃なるか

<第105回全国高校野球選手権神奈川大会:相模原10ー0逗子開成(5回コールド)>◇10日◇2回戦◇サーティーフォー保土ケ谷

打線が評判の相模原が序盤から逗子開成を圧倒した。

1回、相模原は3番・佐藤 航成捕手(3年)の適時打で1点先制。さらに1死満塁のチャンスから打撃好調を買われ、6番に昇格した小林 理瑛投手(3年)が中越え適時三塁打を放ち、4対0とする。その後も相模原打線の勢いは止まらず、2回にも小林は適時二塁打を放ち、5打点の活躍を見せた。

186センチの大型右腕・小林は、投げても3回無失点の好投を演じた。この日は直球があまり走っていなかったが最速は138キロ。国立大志望の投手で、懸命に勉強にも励む。スケールは大きく、得意の打撃についても、マネージャーに撮ってもらった動画を見直し、外角球をしっかりとたたくことを意識し、成長を見せたように、クレバーな面が光る。

その後も打線の勢いは止まらず、8対0で迎えた5回裏、4番・近藤 優樹内野手(3年)の内野安打、5番・山本 楽内野手(3年)の適時打で10対0として5回コールド勝ちとした。

今年の相模原は20人全員が3年生。2019年の神奈川大会ベスト4に憧れて入ってきた選手がほとんどで、36人は佐相監督が相模原の監督に就任してから最も多い人数だという。

試合前日はベンチ入りできなかった16人のために、花巻東(岩手)のベンチ外の選手を対象としたノックを参考に、佐相監督がノックを行い、気持ちを1つにしてきた。

小林は「今日のような暑い試合が当たり前だと思うので、この中でもしっかりとパフォーマンスを発揮していきたい」と次戦へ向けて意気込んだ。2019年のような快進撃はなるか。

 

打者としても活躍する小林(相模原)

打者としても活躍する小林(相模原)

打者としても活躍する小林(相模原)

打者としても活躍する小林(相模原)

先制打を放つ佐藤(相模原)

小林(相模原)

小林(相模原)

小林(相模原)

小林(相模原)

4番サード・近藤(相模原)

<

コールドを決める一打を放った山本(相模原)

試合スコア

この記事の執筆者: 田中 裕毅

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