武岡台vs種子島
３時間３分の死闘を制す・武岡台
＜春季九州高校野球鹿児島県大会：武岡台11－10種子島＞◇22日◇1回戦◇鴨池市民
激しい点の取り合いが終盤まで続いた。
序盤は種子島が先手をとった。初回、3連続四球で満塁とし4番・江口 史明（2年）、5番・榎本 正斗（3年）の連続適時打で3点を先取した。
3回裏は7番・坂元 翔聖（3年）の中越え三塁打などで2点を加え、5対1とリードを広げた。
武岡台は4回表に2点、5回表に1点を返し、1点差としたが、種子島は5回裏に1点、6回裏には6番・仁禮 快成（2年）の2ランで再び4点差とした。
7回表、武岡台は5番・福倉 悠生（2年）、代打・畠中 琉維（2年）の連続適時打で3点を返し、1点差に詰め寄る。
その裏、再び3点差に開いたが、8回表に3番・渡邊 蒼太（2年）の中前適時打、代打・田代 祥梧（2年）の右前適時打で再び1点差とし、7番・本多 琥（3年）が右越え三塁打を放って、この試合初めて逆転に成功した。
7回から再びマウンドに戻ったエース渡邊が8、9回は無失点で切り抜け、3時間3分の死闘にケリをつけた。
（取材＝政 純一郎）
