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ベスト8に勝ち進むのは?戦国千葉5回戦の見所!

2022.07.21

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越井颯一郎(木更津総合)

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 2022年第104回全国高校野球選手権千葉大会は21日、ベスト8をかけた5回戦が開催される。見どころを紹介したい。

木更津総合(Aシード)ー東海大浦安(Cシード)
 県内でもトップレベルのタレント揃いの両チーム。木更津総合のエース・越井颯一郎投手は伸びのある快速球をコントロールよく投げ分けて圧倒する。ただ、東海大浦安の上位打線も本塁打を打てる打者が多く揃い、両チームの持ち味を発揮するようになると、長時間でも内容の濃い一戦が期待できそうだ。

千葉学芸市立船橋(Aシード)
 堅い守備で勝ち上がってきた千葉学芸。点を奪っているが、あくまで守備重視のチームというスタンスは崩さない。技巧派左腕・四釜臣典投手を中心に凌ぐ。控えには速球派右腕も控えているが、あくまで四釜を中心にどこまで投げられるかになりそう。

 市立船橋は、大型捕手・片野優羽捕手の爆発なるか。下位打線が非常に仕上がっているだけに役者が打つだけでも一気にチームが乗るはずだ。

成田銚子商(Aシード)
 ノーシードの成田は毎年ダークホース的存在となるが、今年は高橋竜平投手(3年)を中心に守り勝つ野球を実践。野手のレベルも高く、ここぞという時に長打も狙える。銚子商は上位下位と切れ目のない打線が特徴で、継投策で逃げ切りたい。

市原中央習志野(Bシード)
 市原中央は投打の中心である松平快聖投手がどこまで通用するか問われる。高身長のアンダースロー特有の伸びのある直球に、シンカーを駆使して習志野打線を抑えたい。勝負強い打撃も発揮し、試合を優位に進めていきたい。

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鈴木 良麻(専大松戸)

多古東京学館(Bシード)
 多古は経験豊富な好捕手・宮良 優希斗を中心に守り勝つ野球が身上。上位に勝ち上がる時の多古は打撃、守備においてもハイレベルで、ベスト8以上に行く実力は十分にある。東京学館は今大会トップレベルの投手力を誇り、投手起用も1つのポイントとなりそうだ。

拓大紅陵(Aシード)ー千葉敬愛
 拓大紅陵の強みは総合力の高い野手が揃い、集中打で大量得点を期待できることにある。投手陣は頭数はいるものの、絶対的な球威、変化球を持った投手はいないため、失点を覚悟しないといけない。千葉敬愛は総合力の高い東海大市原望洋を破るなど、打撃力、守備力ともに高く、投手も頭数が豊富なため、ハイレベルな試合が期待できそうだ。

中央学院(Bシード)ー日体大柏
 中央学院は関東でも上位クラスの機動力野球で勝負する。エース・糠谷翔大投手だけではなく、投手は豊富で、粘り強い試合運びが期待できる。日体大柏も、秋、春と苦しんできたが、夏にかけて戦力が整理されてきた。まずは序盤戦の戦い方が鍵になる。

市立千葉専大松戸(Cシード)
 市立千葉を率いるのは、毎年、強豪校を脅かすチームに育て上げる本多監督。今年もしぶとい試合運びで勝ち上がってきた。専大松戸は全国トップクラスの投手陣が持ち味だが、エースの鈴木良麻投手が千葉英和戦で8回に足をつってしまい、無理をさせられない状況なため、他の投手陣が鍵となりそうだ。持丸監督は「野手は70点〜80点ぐらいでいいけど、投手は90点。つまり点を与えない野球をしたいです」と独特の表現で、投手に期待をしていた。

(文=河嶋 宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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