経験豊富な左腕、来年ドラフト候補擁する佛教大、再来年のドラフト候補擁する近畿大工学部。注目の3投手を紹介
11月20日から開幕した第52回明治神宮大会。今回は19年の大学選手権準優勝の仏教大と近畿大工学部の好投手3名を紹介したい。
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佛教大vs近畿大工学部
佛教大・木下 隆也(4年・奈良大附)、木村 光(3年・奈良大附)
【佛教大】
木下隆也(4年・奈良大付)
21年秋季京滋リーグ戦では5勝を挙げ、ベストナインを獲得。関西代表決定戦では最優秀選手に選出された。
打者を翻弄する切れ味鋭いスライダーが持ち味。また、一昨年の全日本選手権で3勝を挙げ準優勝に貢獻し、敢闘賞を獲得。大舞台の経験が豊富でゲームメイク能力の高い投手。本調子でない時でも試合を作れる本格派左腕。
木村光(3年・奈良大付)
21年の京滋リーグ戦では春・秋両方で最優秀選手賞を獲得。また、第30回ハーレムベースボールウィークに出場する、侍ジャパン大学代表候補合宿メンバーに選出された。
上背はないが、150キロに迫るストレートと鋭く曲がるスライダー、打者のチェックゾーンを超えてから落ちるスプリットなど完成度が高い投手。両サイドを丁寧に投げれるコントロールも魅力。身体能力も高く、将来が楽しみな逸材だ。
【近畿大工学部】
沖田伊吹(2年・三次)
高校時代は広島県内で注目を浴びていた本格派右腕。大学入学からメキメキと成長し、今大会出場に貢献した。140キロ中盤の速球は伸びがあり、全国大会で評価を高めることができるか。
(記事:河嶋 宗一)