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履正社の4番・松林や東海大相模エース・石田など!2018年NOMO JAPAN選手の現在地

2021.01.16

履正社の4番・松林や東海大相模エース・石田など!2018年NOMO JAPAN選手の現在地 | 高校野球ドットコム
松林 克真(履正社)、石田 隼都(東海大相模)

 毎年8月、野茂英雄氏が総監督を務め、アメリカへ遠征をおこなうJUNIOR ALL JAPAN(野茂ジャパン)。森 友哉選手(埼玉西武)や根尾 昂選手(中日)など、毎年のようにプロ野球選手を輩出し続けるが、昨年もドラフト会議でも小深田 大地選手(履正社)が横浜DeNAベイスターズにドラフト4位で指名を受けた。

 今回は2018年にJUNIOR ALL JAPANに選出された選手を振り返っていき、現在の活躍を見ていく。当時の選手たちは現在の高校2年生となり、チームを引っ張る立場となった。まずは出身チームと現在所属する高校を見ていく。

神戸 孔太(高崎ボーイズ)日大三
白井 真弘(愛知豊橋ボーイズ)享栄
林田 壮馬(久留米東ボーイズ)龍谷大平安
森本 貫太郎(生駒ボーイズ)佐久長聖
前田 晃宏(広島ボーイズ)慶應義塾
須貝 将希(武蔵狭山ボーイズ)明秀日立
木下 翔太(ナガセボーイズ)東海大仰星
立花 祥希(愛知豊橋ボーイズ)横浜
笠原 拓人(宮城仙北ボーイズ)健大高崎
山木 翼(倉敷ビガーズヤング)履正社
岡崎 虎太郎(オール岡山ヤング)創志学園
石田 隼都(真岡ボーイズ)東海大相模
浅野 皓星(滋賀栗東ボーイズ)智弁学園
森 新之助(SASUKE 名古屋ヤング)報徳学園
松林 克真(松原ボーイズ)履正社
柳川 大晟(日出ボーイズ)九州国際大付

 まずこの中で、最も名を上げているのは東海大相模石田隼都投手ではないだろうか。手足の長さを生かした躍動感ある投球フォームから伸びのある直球を投げ込み、また投球テンポの速さでも打者を翻弄。甲子園交流試合では、大阪桐蔭を相手に7回を投げて6安打2失点の好投を見せた。

 また九州国際大付柳川 大晟投手も、高い潜在能力を遺憾なく発揮している。191センチの長身から投げ込む直球は、すでに152キロを計測しており、昨秋はチームの九州大会出場に貢献した。

 その他にも、多くの選手が強豪校の主力として活躍を見せている。

 履正社に進んだ松林 克真選手は、昨秋からは4番打者として打線の軸となっており、岡崎 虎太郎選手も創志学園の4番だ。横浜立花 祥希選手も、強肩強打を買われて5番・捕手として活躍している。

 その他の打者も、白井真弘選手は享栄の2番・遊撃、森本貫太郎選手も佐久長聖の2番・二塁として活躍しており、林田 壮馬選手も龍谷大平安の7番・三塁だ。中学時代から投打で高い能力を見せていた須貝将希明秀日立の6番に座り、背番号は3ながら投手としてマウンドに立つこともある。

 その他の投手では、元広島・前田 智徳氏を父親に持つ前田 晃宏投手も、慶應義塾のエースを掴んでおり、報徳学園森 新之助投手も最速143キロの直球を武器に、投手陣の一角として活躍を見せてる。

 冒頭でも述べたようにJUNIOR ALL JAPANからは多くのスター選手が誕生しており、今年の選手たちにも大きな期待が懸かる。ここからどんな成長を見せるのか注目していきたい。

(文:栗崎 祐太朗

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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