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秋季東京都大会も佳境に!過去5年のベスト8を振り返る

2020.11.03

秋季東京都大会も佳境に!過去5年のベスト8を振り返る | 高校野球ドットコム
星 憂芽(日大三)

 11月1日に3回戦8試合が行われ、ベスト8までが決定した。7日と8日に準々決勝が[stadium]ダイワハウススタジアム八王子[/stadium]で行われ、勝ち残った4チームが[stadium]神宮球場[/stadium]へ勝ち進むこととなる。優勝まで残りわずかとなったところだが、過去5年間のベスト8の顔ぶれを振り返っていきたい。

2016年(優勝:早稲田実業
東東京:2
関東一城西大城西

西東京:6
早稲田実業国士舘都立日野八王子日大三早大学院

2017年(優勝:日大三
東東京:4
東海大高輪台立正大立正帝京日大豊山

西東京:4
佼成学園国士舘日大三明星

2018年(優勝:国士舘
東東京:4
岩倉日体大荏原都立城東東亜学園

西東京:4
東海大菅生早稲田実業国士舘、国学院久我山

2019年(優勝:国士舘
東東京:4
帝京都立城東共栄学園修徳

西東京:4
創価日大二日大三国士舘

2020年
東東京:3
二松学舎大附日大豊山関東一

西東京:5
東海大菅生日大二八王子早稲田実業日大三

 5年前の2016年は西東京の学校が多く勝ち残る状況だったが、それ以降はほぼ同数勝ち残って勝ち残っている状況が続いている。ただ勝ち残っているチームの顔ぶれを見てみると、東東京は顔ぶれが変わりやすいのが印象的。一方で西東京は日大三早稲田実業、そして3連覇を阻止された国士舘が8強まで勝ち残っていることが多い傾向にある。しかもこの3校に共通しているが、過去5年間で頂点に立っていると言うこと。

 2016年に優勝した早稲田実業は、当時は通算111本塁打を記録した清宮幸太郎ら(現北海道日本ハム)が中心となったチーム。2017年の日大三日置航主将を中心に全員で粘り強い野球で東京で1度も負けることなく、夏の甲子園ベスト4まで勝ち残った。

 そして国士舘は2018年、2019年と連覇。2018年の時は白須仁久(現杏林大)や冨田洋佑(現東京経済大)。そして2019年は下級生から出場した鎌田州真黒澤孟朗、さらにエース・中西健登の活躍で連覇した。

 東東京勢が秋の頂点に立ったのは2015年が最後。関東一が優勝をするなど、東東京勢が躍進した。果たして2020年の東京の秋を制するのはどのチームなのか。

(記事:田中 裕毅

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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