試合レポート

北海vs札幌日大

2020.10.09

北海が6年ぶりの4強入り!札幌日大を投打で圧倒

北海vs札幌日大 | 高校野球ドットコム
北海・木村大成

 2回戦の降雨ノーゲーム、再試合を合わせて3連戦となった北海が、3回の江口聡一郎外野手(2年)の人生初柵越え弾など10安打10得点で札幌日大にコールド勝ち。ベスト4進出を果たした。

 ノーゲームを含め今大会実質4試合目で初めて先発のマウンドを任されたエース・木村大成投手(2年)は7回1アウトまで投げて5安打無失点9奪三振と好投。「三振が奪えて良かった」と自身の投球を評価した。

 20校が出場する全道大会で、試合数が1つ多くなる1回戦からの組み合わせ。さらに降雨ノーゲームで1試合増える形になった。複数投手を起用しながら勝ち上がってきたとは言え、試合数が多くなると1週間500球以内の投球数制限がどうしても気になる。

 木村自身も、「試合中はまったく気になりませんが、試合前や後は意識することもある」と話す。それだけにこの日、味方打線がドンドン得点し、7回コールドで終われたことは大きかった。主将で4番ショートの宮下朝陽(2年)の口からも「球数制限もあるので」という言葉が出ていた。野手も連戦で体力的にキツイが、『こういう時こそ打って投手を楽にしたい』という気持ちが各打者からにじみ出ていた。

 2014年以来6年ぶりの準決勝へ。「北海野球で平常心でやれれば」と意気込んだエース。休養日を挟んで、知内との戦いに臨む。

(記事=編集部)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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