試合レポート

樟南vs尚志館

2019.10.02

攻守に圧倒・樟南

 尚志館は初回、一死一二塁で4番・新原大地(1年)のセンター前ヒットで二走・町田匠(1年)がホームを狙うも、センターからの好返球でタッチアウト。先制の機会を逃したかに思われたが、5番・西竹雅仁(2年)がセンター前タイムリーを放ち、先制する。

 その裏、樟南は先頭の岸川一興(2年)がライトオーバー三塁打を放つ。次打者の初球、捕手の投手への返球が乱れたスキを突いてあっさり同点に追いついた。更にチャンスを広げて、5番・原田隆太郎(2年)のライト前タイムリーで勝ち越した。

 点の取り合いになりそうな立ち上がりだったが、2回以降は樟南のエース西田恒河(1年)が立ち直り追加点を許さなかった。

 逆に樟南打線は2回裏、好走塁を見せた1番・岸川のセンターオーバー二塁打を皮切りに、打者13人、7安打を集中して計8点を奪い、一気に勝機を手繰り寄せた。

 その後も攻撃の手を緩めず、20安打15得点の猛攻で攻守に圧倒し、コールド勝ちした。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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