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個性のクセが強い!WBSC U-18出場国のユニフォームを紹介【後編】

2019.09.07

 第29回 WBSC U-18ベースボールワールドカップも、いよいよスーパーラウンドに突入して佳境に入った。敗退が決まったチームもあるが、どのチームも個性があり非常に見応えのあるチームばかりであった。

 今回は、大会に出場した各国のユニホームに着目していきたい。後編の今回は韓国、中国、台湾、パナマ、南アフリカ、日本の6チームを紹介していく。

ユニフォームコレクション

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パナマ代表のユニホーム

パナマ代表
 パナマは中米と南米を結ぶ地峡にある国で、キューバやベネズエラといった野球王国に近い場所に位置している。その影響もあってか帽子やユニホームの色使いもキューバに似たものを感じさせる。デザイン自体にモダンさ無くても、往年の野球強豪国を思わせるようなデザインだ。

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韓国代表のユニホーム

韓国代表
 日本人にとって、アメリカ以上に馴染み深いユニホームではないだろうか。隣国であり、同じアジアのライバル国として幾度となく激戦を繰り広げてきた。これからもこのコリアンブルーのユニホームは、日本の宿敵として立ちはだかり続けるだろう。

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チャイニーズタイペイ代表のユニホーム

チャイニーズタイペイ代表
 シンプルでありながら左胸のロゴマークにはしっかりとエッジが利いており、先進性を感じされるユニフォームだ。チャイニーズ・タイペイも韓国と同様に、同じアジアのライバル国として何度も国際大会で顔を合わせてきた間柄だ。特に2013年の第3回WBCで演じた激闘は、記憶に残っている野球ファンも多いのではないだろうか。

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中国代表のユニホーム

中国代表
 出場国の中でも、かなりクセの強いデザインなのではないだろうか。赤とグレーの配色は、中国代表トップチームで採用したもので、U-18でもこの流れを汲んだデザインとなった。
 デザインは特徴的だが、「情熱」や「力強さ」を表す赤と「信頼」や「落ち着き」を表すグレーの配色は、非常に力強さを感じる。

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南アフリカ代表のユニホーム

南アフリカ代表
 一見、オーストラリア代表のユニフォームにも似ておりシンプルな印象を受けるが、胸のロゴデザインにこだわりを感じさせる。やや角張ったフォントは、雄大でありながら生存競争も激しい南アフリカの大自然を連想させる。オープニングラウンドで惜しくも敗退となったが、大きなポテンシャルを秘めたチームであった。

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日本代表のユニホーム

日本代表
 日本代表のユニフォームにピンストライプが採用されたのは、2013年のWBCで優勝を逃してからだ。初めは違和感を感じるとの意見もあったが、今では風格溢れるユニホームとして定着したように感じる。このモダンでスタイリッシュな日本代表のユニフォームが、これから世界を席巻することを期待したい。

(取材=栗崎 祐太朗

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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