岩手大会準決勝!花巻東vs黒沢尻工、大船渡vs一関工の見どころ!
決勝戦に勝ち進むのは?
岩手大会準決勝!花巻東vs黒沢尻工、大船渡vs一関工の見どころ!
いよいよ岩手大会も準決勝が行われる。今回は岩手大会準決勝2試合の見どころを紹介していきたい。また、今大会は1校は必ず決勝戦に勝ちあがる大会となった。もし公立校が優勝すれば1994年の盛岡四以来の甲子園となる。
▼花巻東vs黒沢尻工
花巻東は初戦、9回裏二死までリードを許している状況から同点に持ち込みその勢いでベスト4まで勝ち進んだ。今年は打線を強化してきた花巻東。横浜隼人の水谷監督の息子・水谷公省、中村 勇真を中心とした破壊力ある打線が魅力。エース・西舘勇陽は今大会でも149キロを計測し、調子を上げているが。先発になると、140キロ前後になるので、フルパワーで発揮できる起用法を行っていきたい。
対する黒沢尻工は高校通算39本塁打を誇るスラッガー・石塚 綜一郎が投打の要。石塚を中心とした打線は県内トップクラスの破壊力がある。また石塚は本来、正捕手だが、投手として活躍。果たして捕手になり、自慢の強肩を披露する機会は訪れるのか。
▼大船渡vs一関工
大船渡は4回戦で194球を投げた佐々木朗希を温存させて準々決勝を勝ち上がった経験は大きな経験となった。ただ中2日になるとはいえ、160キロを投げる佐々木は並みの投手よりも、負担は大きい。佐々木の体の状態を考えて、先発になるのか、それともリリーフになるのか、注目したいところ。打線は攻守の要で巧みなフレーミング技術が光る及川恵介、スラッガー・木下大洋の2人がカギ。佐々木がスタメン出場となれば、長打力のある3人の前に走者をためて着実に点を重ねていきたい。
対する一関工はここまでロースコアで勝ち上がっており、盛岡大附を抑えた左腕・平野拓夢は120キロ前後の速球、100キロ前後のチェンジアップで勝負する技巧派右腕。130キロ前後の速球を投げ込む右腕・金子慎悟の2人のリレーで勝負。打線もしぶとく点を積み重ね、時折飛び出す一発にも要注意だ。
【選手権岩手大会】
■大会日程・応援メッセージ
◇24日の試合予定