令和がスタート。令和元年の怪物候補8名をピックアップ!
5月1日、令和がスタート。令和の怪物候8名をピックアップしてみた。
左から西純矢、佐々木朗希、奥川恭伸、井上広輝
・佐々木朗希(大船渡)…日本史上最高の速球派右腕。最速163キロはやっぱりすごい。
・奥川恭伸(星稜)…最速150キロを超えるストレートに加え、縦横のスライダー、スプリット、カーブを投げ分ける投球は高校生離れしている。
・井上広輝(日大三)…縦回転を使える投球フォームから繰り出す150キロ近いストレートは非常に勢いがあり、スライダー、シンカー気味に落ちるチェンジアップはいずれも精度が高い。
・西純矢(創志学園)…昨夏の甲子園で無四球完封勝利を挙げ、一気に全国レベルの投手へ成長。縦回転を使った投球フォームから常時140キロ中盤の速球、縦スライダーは脅威。この夏は昨年よりもレベルアップした投球を見せることはできるか?
左から宮城大弥、及川雅貴、黒川史陽、石川昂弥
・及川雅貴(横浜)…最速153キロのストレート、スライダーを武器とする速球派左腕。研修合宿では渡辺元智前監督から熱い指導を受けていた及川は覚醒を遂げることができるか。
・宮城大弥(興南)…中南米の投手みたいなステップ幅が狭いフォームから繰り出す常時145キロ前後の速球、投球の直前で自在に投げ分けができる縦横のスライダー、チェンジアップ、カーブを駆使する左腕。制球力も高く、現時点で今年の高校生ナンバーワン左腕。
・石川 昂弥(東邦)…センバツ決勝戦で2本のホームランを放ったり、完封勝利を挙げて優勝投手になる姿はまさにスターだと実感させられるものがあった。ただ打つだけではなく盗塁能力もあり、守備力も標準以上のレベルにあり、このままいけば野手として一番評価される可能性を持った選手だろう。
・黒川 史陽(智辯和歌山)…2年春の選抜で準優勝を経験。5季連続の甲子園出場を目指す大型二塁手。高校通算20本塁打超の打撃は木製バットの方が輝きを増し、高校一次代表の研修合宿では西、及川といったプロ注目投手から長打を連発した。リーダーシップもあり、この夏はとてつもない活躍を見せるかもしれない。
(記事=河嶋 宗一)