Column

東兵庫展望 滝川第二と報徳学園が同ブロック!4回戦が盛り上がりそう!

2018.07.01

 今回、高校野球ドットコムの副編集長の河嶋宗一が近畿地区を担当し、デイリーニュースをお届けする松倉雄太さんと近畿地区についての展望を対談いたしました。東兵庫の対談の模様は動画で見ていただき、組み合わせ後の見どころについては本文で紹介します。

 阪神地区・神戸地区で構成される東兵庫は実力校同士が同ブロックで、4回戦で面白いカードが続出しそうだ。

 春準優勝の滝川第二西宮今津と仁川学園の勝者と対戦。好左腕・田邉大登、俊足巧打の外野手・高島大輝など俊足選手が多く揃える強豪。同ブロックにはプロ注目で、2年連続の侍ジャパンU-18代表を目指す小園海斗擁する報徳学園が入った。両校は順調に勝ち進めば4回戦で激突。実現すれば、大きく盛り上がりそうだ。

 好投手・若林秀真擁する市立西宮六甲アイランドと鈴鹿鈴蘭台の勝者と対戦。今春8強入りした星陵川西北陵尼崎工の勝者と対戦。第1回から出場を続ける関西学院県立西宮の勝者と対戦する予定だ。

 二季連続で県大会ベスト4の市立尼崎は昨秋のベスト8・尼崎小田葺合の勝者と対戦。市立尼崎の本格派右腕・小森 陵司は最速143キロを誇る。2年ぶりの甲子園へ。ぜひ進化のピッチングを期待したい。同ブロックでは、昨秋近畿大会出場の神港学園も登場。こちら4回戦で激しい戦いが期待できそうだ。

 昨夏甲子園出場の神戸国際大附は、武庫之荘総合と宝塚北の勝者と対戦。神戸国際大附は春に出場がなかったスラッガー・谷口 嘉紀の復活に期待したい。また同ブロックには育英も登場する。

 プロ注目の捕手・荒川亮太がチームを引っ張る須磨翔風尼崎西伊川谷の勝者と対戦。神戸弘陵は尼崎双星と神戸村野工の勝者と対戦する。

文=河嶋宗一

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鴎大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.17

「野球部や高校部活動で、”民主主義”を実践するには?」――教育者・工藤勇一さん【『新しい高校野球のかたち』を考えるvol.5】

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?