12年ぶり優勝を狙う日大三か?6年ぶり優勝を狙う健大高崎か?春の関東王者はどちらに!?
激戦が続く春季関東大会(千葉開催)は決勝戦を迎えた。決勝戦のカードは、日大三(東京1位)vs健大高崎(群馬1位)との対決だ。決勝戦の見どころを紹介したい。
■[stadium]千葉県野球場[/stadium]
日大三は、好打者・金子凌、主将・日置航、主砲・大塚晃平の3人が中心となって活躍を見せてきたが、関東大会では多くの選手が活躍し、佐藤 コビィが桐光学園戦の安打で勢いに乗ると、準決勝の常総学院戦では同点本塁打と大活躍。ようやく恵まれた身体能力を生かしたプレーができるようになってきた。
またコビィと競い合う前田 聖矢(2年)も習志野戦で本塁打を放った左の好打者で、ますます選手層が厚くなっている。
打線に関してはだんだん調子が上がっており、決勝戦でも打線爆発が期待できそうだ。
投手陣は中村奎太、廣澤優、河村 唯人の3人が力投。特に3試合でリリーフ登板している河村は連日の好投を見せており、一皮むけた感がある。決勝戦では中1日を置いて中村の登板になりそう。カーブがウリの林 玲介(3年)の登板もあるか、注目だ。
対する健大高崎は高校通算70本塁打のスラッガー・山下 航汰が勢いを生む長打を見せたいところ。準々決勝で本塁打、準決勝の木更津総合戦では二塁打と調子を上げる4番・高山遼太郎の打撃にも注目だ。
投手陣は継投策でつなぐことになりそう。その中で注目したいのが木更津総合戦で好リリーフを見せた久保田悠斗(2年)。165センチの小柄ながら最速140キロのストレートを投げ込む速球派右腕。強気の投球で攻めていきたい。
■準決勝 注目選手
・日置航(日大三)
・中村奎太(日大三)
・井上広輝(日大三)
・大塚晃平(日大三)
・廣澤優(日大三)
・河村 唯人(日大三)
・山下 航汰(健大高崎)
・髙山 遼太郎(健大高崎)
・大越 弘太郎(健大高崎)
・今井 佑輔(健大高崎)
・久保田悠斗(健大高崎)