【9日目見所】今日でベスト8が出揃う!大阪桐蔭vs明秀日立の一戦に注目!
左から山田健太(大阪桐蔭)、増田陸(明秀日立)
3月23日から開幕した[stadium]甲子園球場[/stadium]で、第90回記念選抜高等学校野球大会。大会9日目に突入。今日でベスト8が出そろう3回戦4試合の見所を紹介したい。
強力打線同士の一戦は大きく盛り上がりを見せそうだ。明秀日立はここまで2試合連続で長打を発揮している増田陸が大阪桐蔭投手陣相手に力を発揮することができるか。強打のセカンド・芳賀大成も勝負強い打撃を期待したい。対する大阪桐蔭は打線好調。明秀日立の細川拓哉の切れ味鋭い変化球を捉え、攻略することができるか。投手陣は平均球速140キロを超える根尾 昂が安定感あるピッチングを見せていきたい。
花巻東はエース・田中大樹、彦根東は増居翔太と両チームともエースが左腕の対決。田中は軟投派、増居は本格派とそれぞれのスタイルを持った投手の投げ合いは注目だ。また、両チームとも初戦で好投手を攻略して勝ち上がったように一定以上の打力がある。投手が実力を発揮するのか、それとも打線が力を発揮するのか?4点、5点の勝負が予想されそうだ。
乙訓vs三重三重
三重三重はエース・定本卓真が完封勝利と調子を上げてきている。打線も140キロ台の投手を攻略できるミート力も兼ね備えており、この試合でも爆発に期待がかかる。対する乙訓は1番から9番まで強打だけではなく、小技も仕掛けられる打線。乙訓はエース・川畑 大地が初戦で無失点の好リリーフを見せ、状態は上がっている。お互いの打線が力を発揮して打撃戦になるのか、両エースが実力を発揮し、投手戦となるのか。いずれにしてもハイレベルな試合になることは間違いない。
お互い左の好打者が上位を打ち畳みかけるチームカラーは共通している。近江は金城 登耶(3年)、林 優樹(2年)の両左腕のピッチングがカギ。星稜は、146キロ右腕・奥川 恭伸は初戦で松山聖陵の好投手・土居を攻略した近江打線に対し、どんなピッチングを見せるのか。5~6点の勝負が予想されそうだ。