Column

タイブレーク導入の是非と智弁和歌山・高嶋仁監督への想いを語る

2018.02.07

皆さん、こんにちは!元・伊村製作所、吉村卓也です!

急なのですが、我々お笑いコンビ伊村製作所、昨年末に解散する事になりまして。
これからは、「タレント」「俳優」吉村卓也としてやっていきます!!
コラムはこれからも続けて行きますので、皆様是非ともお付き合いよろしくお願いします!!

さて、いきなり解散話や宣伝で申し訳ないです!!
ここは高校野球好きが集まる場所!!
そんな皆様に、胸が熱くなるニュースが届きましたね!!!

第90回記念 選抜高校野球大会 出場の36校が決まりました!!
出場校はこちら!!

大阪桐蔭や、日大三高、智弁学園、明徳義塾と常連校が目立つ中、
今大会、なんと初出場が10校!!
新しい顔ぶれが目立ちますが、この初出場組がどんな旋風を今大会で巻き起こしてくれるのか、今から楽しみですね!

高嶋仁監督が胴上げを拒否する理由


高嶋仁監督(智辯和歌山)

そして新しいというと、
今センバツ大会から導入される新ルール、タイブレークが導入される事となりました。
そのタイブレークですが、詳細が決まりました!!
延長十二回までに決着がつかない場合、十三回から無死一、二塁の状態で打順は前の回から継続して始める「継続打順制」となりました。
試合は決着するまで行うが、1人の投手が登板できるイニング数15回を限度とする。
という事です。
ちなみに決勝ではタイブレーク方式は行わないとのことです。

いや〜、この制度をとったのは本当に良いことだと思います。
高校野球は「負けたら終わり」という事もあり、やはり秀でたエースに頼る機会がとても多く、さらに大会は短期決戦なので、どうしても未来あるスター選手の体が酷使されてしまうんですよね。
そして高校生の体はまだ発達途中です。どんなに鍛え上げた体でも、無理をしすぎると壊れてしまうもの。
そんな若者の未来を奪わないために導入されたのがタイブレークです。

賛否はあると思いますが、僕は大賛成!!
野球だけに限ったことでなく、やっぱりスポーツは楽しくやるのが一番ですから!!
そしてタイブレークにより、甲子園で新たな名場面が生まれるかもしれません!

そしてもう一つ。このセンバツで嬉しいニュースが。

智弁和歌山・高嶋仁監督(71)
なんと37度目の甲子園で単独トップになりました!!
監督として、甲子園春夏通算37回…。素晴らしい名将ですね。

そして監督の単独トップを祝い、選手たちに胴上げをうけた監督ですが、
実は高嶋監督、甲子園では優勝したとしても胴上げはしないらしいんです。理由は、全力で戦ってきた相手校もいらっしゃるからと言う事。
野球選手としてはもちろん、高嶋監督の下では、人間性も育ててもらえそうですね。

そんな高嶋監督率いる智弁和歌山は、
昨夏の甲子園を経験した選手が8人も残っています!!
これは他のチームにとっては強敵ですね…。

そんな第90回のセンバツは、3月23日(金)から13日間!!皆さんお見のがしなく!!

そして今年2018年は、平成最後のドラフト会議があります!
センバツでは、どんな注目選手が出てくるのか!平成最後の怪物は生まれるのか!

ということで、来月は「平成最後の怪物はこいつだ!!」
注目選手特集をします!!
お楽しみに!!

今回も最後までお付き合いありがとうございました!!

吉村 卓也

プロフィール

吉村 卓也
吉村 卓也(よしむら・たくや)
  • 出身地:広島県
  • 身長体重:166センチ52キロ
  • 生年月日:1990年2月4日
  • 特技:野球、バスケットボール、目を真ん中によせること
  • 趣味:読書、ギター、映画
  • 上記データは掲載時のものとなります。



この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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