試合レポート

市川南vs小金

2017.04.10

森脇が決めた!市川南が逆転勝利で2回戦へ!

市川南vs小金 | 高校野球ドットコム
逆転打を打った森脇(市川南)

 1回、2回と得点を重ねたのは小金。1回は徳田が中前、ボークがあり得点圏にランナーを置くと、4番の山崎が左前に適時打を打ち、先制。2回には7番林田がレフトフェンスを越える本塁打で2点目を奪う。

 反撃したい市川南は3回、島田が中前打で出塁すると、1番の吉崎がレフトへ本塁打を打ち、試合を振り出しに戻した。

 しかしその直後の4回表。小金の枝が左前、先ほど本塁打を打っている林田がきっちり犠打を決め、一死二塁。8番の増田がセンターの頭を超える、勝ち越しの適時三塁打、そして大橋のスクイズで再び点差を2点に。得点を奪われてもすぐ得点を奪い返す、小金のペースで試合は進む。

 グラウンド整備後の6回、試合を動かしたのは市川南だった。先頭の川名が中前、小山田の犠打にエラー、そして暴投がありこの回に1点を返し、じわりじわりと市川南が追い詰めていく。

 7回は両者無得点で終え、8回表の小金の攻撃を3人で切って取った市川南は、いい流れで裏の攻撃に移る。小山田が安打で出塁し、4番の安川が犠打で送る。5番神原がこのチャンスに応え、中前に適時打で同点に持ち込むと、続く森脇がセンターオーバーの適時三塁打を放ち、土壇場から逆転に成功。

 このまま市川南が逃げ切り、5対4で勝利を収めた。

 勝利した市川南は12日(水)、市川東松戸六実の勝者と対戦する。市川南はチャンスをいかに得点につなげるかが今後の鍵になる。この試合でも安打の数は10本以上を記録。今後の市川南の戦いに注目だ。

(文・写真=編集部

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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